ハテナブログ「朱い夏」様より
シェア、掲載。
ありがとうございます。
感謝です。
学生服のルーツ、それは軍服ッ!
学生服のルーツ、それは軍服だった!?
学生服の話から、最後は企業の組織論まで話が及びます。
読み飛ばして頂いて結構ですが、もし読まれたとしても、そういうもんかね?って思っていただいたらそれでいいと思います。
僕の考えを押し付けるつもりは全くありませんので、よしなに。
『男の定番辞典』という本が今、手元にある。
婦人画報社書籍編集部 / 男の定番事典(服飾品) - WORDSONG
20年以上前、高校生時代の僕が購入したものだ。
どういう内容の本かといえば、服や小物など100項目の男性向けアイテムのファーストチョイス商品が紹介されている本である。
まさに男の定番商品の辞典なわけである。
久しぶりにパラパラめくっていると、「学生服」という項目に目がいった。
(驚くべきことに、「学生服」なんていうページもある)
そもそも、日本に初めて伝わった洋服は詰め襟の制服だった。
当時は欧米でも軍服として採用されていたのだろう。
我が国でも、詰め襟は官軍の権威ある制服に用いられた。
西郷隆盛が苦しそうに詰め襟を着ている姿は、歴史の教科書でおなじみだ。
言われてみれば、戦時中、高官軍人が着ている軍服を想像した時に着ているものの一つが、詰め襟。
位によって違いはあるのだろうが、大雑把に言うと、
学生服のルーツは軍服だった!
と言う事ができる。
そう、それも明治維新の頃から。
制服にかぎらず、軍服から取り入れられたファッションは山ほどあり、すでに我々の生活に溶け込んでいるわけだし、それの良し悪しについて言及しようとは思わないが、
学生服が軍服から取り入れられたのだとすれば、
軍隊を思わせるような、
統制主義や画一教育、
考えることよりも
言われたことをこなせば報酬が与えられるような
標準規格型労働者の大量生産教育
というものとどうしても結びつけて考えてしまう。
また、
セーラー服もイギリスの海軍が発祥と言われていますね。
学生服、制服は悪か?
▼日本一社員を幸せにする 未来工業社長のホワイトすぎる発言 - NAVER まとめより
戦後、
日本の教育は、
子供たちを
「バカにする教育」
をやってきたとしか思えないんだよ。
「考えるな」「皆と同じことをやりなさい」という教育だね。
だから僕は、制服や給食も反対。
全部同じで横並びでは、
何とか工夫しよう
という発想が起きないでしょ。
同じ制服、
同じ給食、
全部同じで
横並びは、
「考えるな」
「皆と同じことをやりなさい」
と言っている
のと同じだ
と、
未来工業創設者の故・山田昭男氏は言う。
前から背の低い順に整列するのがあたりまえだと思ってませんでしたか?
『ロシアの学校では、体育で整列するとき背が高い人が前だった。』
日本の綺麗な整列風景。
これはこれで素晴らしいことかもしれないが、
世界の常識ではないということを知ることが出来た。
戦争の歴史と関連付けるつもりはないが整った整列を見た時に想起してしまう時もある。
日本では、上層部が管理しやすいかどうかを基準に学校・会社は仕組みが作られている気もする。
誰を基準に、
主役に据えるかで
組織図って大きく変わりますね。
そんなことまで、制服一つで考えさせられたりもします。
おわりに
結局何が言いたいか、思考整理してみると、
ご存知のように、
学生服やセーラー服などを引き合いに出すまでもなく、
日本には軍隊から生まれた社会常識や仕組みなどがそこら中にあふれている。
その方法や仕組み、物、組織は今の時代にマッチしているか?
ルーツが軍隊だから悪と言うつもりはないが、そんな日本の常識は必ずしも世界では常識となっていない事も多い。
制服は悪ではないが、
悪は制服を利用する。
そういうこともあるということをぼんやりと考えたわけ。
未来工業、故・山田昭男氏の言うように、
0コメント