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アラフォー世代が知らない「TikTokタレント」発掘の最前線で何が起きているか
2020年10月15日 13時15分 プレジデントオンライン
原田 曜平(はらだ・ようへい)
マーケティングアナリスト
1977年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、博報堂に入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。2018年よりマーケティングアナリストとして活動。2003年、JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。著書に『平成トレンド史』『それ、なんで流行ってるの?』『新・オタク経済』などがある。2019年1月より渡辺プロダクションに所属し、現在、TBS「ひるおび」、フジテレビ「新週刊フジテレビ批評」「Live News it!」、日本テレビ「バンキシャ」等に出演中。「原田曜平若者研究所」のYouTubeチャンネルでは、コロナ禍において若者の間で流行っていることを紹介中。
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小島 領剣(こじま・りょうけん)
Natee 代表取締役
早稲田大学国際教養学部卒。2016年にビズリーチに新卒入社し、新規事業のプロダクト開発にエンジニアとして携わる。ショートムービーの勃興と、個がメディアになり活躍する未来を強く信じNateeを創業。
SNSでブレークしたインフルエンサーがマスメディアでも取り上げられることが多くなってきました。
彼らを発掘し、育成する現場では何が起きているのでしょうか。
人気が出るインフルエンサーの特徴と見つけ方、そして彼らを活用した今後のビジネスの可能性について、TikTokで活躍するタレントのマネジメントを行うNateeの小島社長に聞きました。
聞き手は若者研究の第一人者・原田曜平さんです。
■「素人っぽい動画」の恐るべき広告効果
【原田】小島さんが代表を務めるNateeってどんな会社なんですか。
【小島】TikTokで活躍するインフルエンサー(インターネットの中で消費者に大きな意思決定に影響を与える人たち)の事務所業を行っています。芸能事務所のデジタル版というとわかりやすいかもしれません。
TikTokでインフルエンサーになっている人をスカウトして、プロデュース・育成をして、動画案件に出演してもらいます。TVのキャスティングも多いですね。現在は160人が弊社に所属しています。年齢層で言うと、7割が10代後半から20代後半です。30代以上の人、あるいは動物たちも所属しています。
【原田】企業がキャンペーンするとき、その人たちにTikTokに出演してもらうのですか。それともTikTokだけとはかぎらないのですか。
【小島】後者です。特定の層に人気がある人たちなので、TikTok内に広告を打つときにお願いすることが多いですが、「TikTokで活躍する人を取り上げたい」というテレビ側のニーズも高まっています。
【原田】Nateeのタレントさんが出ているものでは、どんなプロモーションの事例がありますか。
【小島】たとえば、カンムさんのサービスであるプリペイドカード「バンドルカード」の動画が一例です。これはクレジットカードを持つことができないような10代をメインターゲットにしているのですが、TikTokでは“素人っぽさ”を出したところが好評でした。TikTokは、プロがつくった洗練されてかっこいい動画ではなく、素人目線のわかりやすい動画のほうが高い効果を出すことがわかっています。
某フィットネスアプリのプロモーションでは、ダイエット情報を発信しているインフルエンサーが話し口調で説明するという動画も、非常に効果が高かったです。
また、NTTドコモの出前サイト「dデリバリー」とピザーラがコラボしたプロモーション動画は、ウェブCMっぽい動画で成功しました。というのも、動画を製作したのは、素人ながら動画編集が非常に上手で、音楽とカメラカットを組み合わせるのがとてもうまい人たちだったから。動画の作り手によってプロモーションのやり方に大きな違いが出るので、そこがTikTokの面白さかもしれません。
【原田】普通の人たちを使って動画を作るにはYouTubeでは難しいのですね。
【小島】そのとおりです。
■フォロワー数より大切なこととは
【原田】どうやってタレントを発掘しているのですか?
【小島】独自のツールを用いてリスト化し、そこから良さそうな人を見つけて、声をかけています。スカウトの目安は、第一に「TikTokのフォロワーの数が多いこと」、そしてコスメなど「特定のジャンルに強いこと」です。また、「炎上しないこと」も重要です。企業からの案件の場合は、「自由にやりたい」という気持ちが強い人だと難しいです。
【原田】リストに上がるフォロワー数の基準はありますか。
【小島】今だと、最低10万フォロワーは必要です。所属タレントの何人かは100万フォロワーを超えています。
【原田】どうやってタレントを育てるのですか。
【小島】TikTokにおける収入は2種類しかありません。一つは企業からの広告案件を受けることによる収入で、もう一つは自身のファンに対してグッズやイベントを販売することによる収入です。前者の場合も、それぞれのファンに対して商品を紹介してほしいという話になるので、結局どれくらい濃いファンがついているかが問われます。
フォロワー数は大事な数字ですが、それ以上に、紹介したものを買ってくれる人が何人いるかが重要です。たくさん買ってくれるようなファンを得るためには、普段のコミュニケーション、情報発信の質が大事になるので、そのあたりをサポートしているのがうちの会社になると思います。あまりそういうところまでフォローしている会社がないので、われわれはデータを見ながら、効果が出る人に対して提案をしています。
【原田】フォロワー数が多い人の動画のほうが、大きな反響を得られるわけではないのですね。
【小島】数よりも、特定層にリーチできるかどうかが大切です。極端な話ですが、フォロワーが100万人いても、タレントにパワーがない場合は宣伝しても何も売れないというケースもあるんです。
■流行り廃りの速度が速いことが特徴
【原田】そういった濃いファンを持つにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
【小島】一つ言えるのは、ファンとどう向き合っているかが重要だということでしょう。10万フォロワーがついたからといって、その人が偉くなるわけではないのですが、勘違いして人間性が変わってしまう人がいます。そういう変化にはファンも敏感に反応するので、どんどん離れていく。流行り廃りの速度は速まっている印象があります。
【原田】テレビタレントよりも速いですか?
【小島】速いと思います。テレビで取り上げられる頃には、SNSではもうそれほど人気がないという人もいますね。
【原田】抱えているタレントさんは、TikTokからテレビに進出するというのが主流なのでしょうか。
【小島】私たちが見ている範囲では、それが主流になりつつあります。既存の芸能事務所だと、テレビ映えする人を発掘していると思うのですが、われわれのような事務所はTikTokで人気が出るのが先で、その後に他の媒体に出るという流れになります。
■今注目の成長株タレント
【原田】マネジメントしている人の中で、成長株がいれば教えてください。
【小島】まずは知哉くん。TikTokで活躍していたのですが、AbemaTVの高校生版リアリティショー「恋する週末ホームステイ」に出演し、そこからブレークしました。その番組内で彼女ができたのですが、今では自身のアカウントで、彼女も登場するようになりました。最近だと、若い方たちに訴求したいという行政のPR動画で、二人が出演しています。各SNSアカウントもフォロワーがすごく伸びています。
もう一人はゆでたまごさん。もともとライブ配信をしていたのですが、TikTokやYouTubeをやりたいということでわれわれのところに所属してもらった経緯があります。男性から人気が出て、Natee内でもっともフォロワーが伸びました。今は女性ファンもつけたいということで、方向を考えているところです。
知哉くんはテレビへの露出を増やしたいということでAbemaTVなど他の媒体に積極的に出ていますが、ゆでたまごさんはビジュアルが強いので、TikTokやYouTubeに絞っています。
■人類総タレント化の時代へ
【原田】TikTokのこれからをどのように見ていますか。
【小島】インターネットは世の中をオープンでフラットにしました。YouTubeはテレビだけに許されていた動画放送を誰もができるようにしましたし、Instagramでは、かっこいい雑誌媒体の代替のようなコンテンツが誰にでも作れるようになりました。そしてネットタレントを使ったプロモーションが盛んになり、誰もが広告主になれる状況ができあがりつつあります。今後、誰もが自分のブランドを持てる時代になっていくと思います。
メルカリでは使ったものを中古品で出品することができますが、今後は中古ではなく、かっこいいブランドサイトとオリジナルの商品を、一般の人たちがどんどん作っていくという形に変わっていきます。その中で、TikTok含めSNSの力は強くなり続けるでしょう。
若い人にとってSNSはもはや空気みたいなものなので、使う・使わないという話ではなく、それがないと生きられないという存在になっている。そこに対する考え方は、企業さんも変えていかないといけないと思います。若い人たちはそのチャンスをものにしていけるか、ですね。
私たちは「人類をタレントに!」というミッションを掲げているのですが、誰もがやりたいことでお金を稼げる社会にしたいなと思っています。
(マーケティングアナリスト 原田 曜平、Natee 代表取締役 小島 領剣 構成=藍羽笑生)
続いてYOUTUBEです。
「TikTok Presents What's meme? 」with 登坂淳一 / 景井ひな / レミたん (解説篇)
7,279 回視聴•2020/04/06
TikTok Japan - チャンネル登録者数 2.07万人
フリーアナウンサー登坂淳一さん、TikTok人気クリエイター景井ひなさん・レミたんの3人が、海外で流行中のmeme(ミーム)の魅力をについて解説します。
▼TikTokアカウントはこちら
登坂淳一さん https://www.tiktok.com/@tosakajunichi?
景井ひなさん https://www.tiktok.com/@kageihina?
レミたん https://www.tiktok.com/@anriremi?
#なにこれスゴイ #勉強になった #こんなの流行ってるんだ
【TikTok】『meetyourX ALL』編 30秒
TikTok Japan
見たことないものを見てみよう。
きみの知らない世界がきっとある。
#なにこれスゴイ #勉強になった
#こんなの流行ってるんだ #やってみたい!
そんな瞬間との出会いだって、僕らには必要だ。
さぁ、新しい好きに出会おう。
meet your X TikTok
『meet your X』篇 30秒
6,822 回視聴•2020/08/14
TikTok Japan
好きなもので埋まったタイムラインをみているだけで、僕たちは幸せを味わうことができる。
でも、毎日に楽しい刺激をくれるのはきっと、自分が好きなもの、だけじゃない。
■CM概要
放送開始日:2020年8月15日(土)『meet your X』篇
出演者:成田凌、小日向文世
TikTok:キャンペーン公式TikTokアカウント https://www.tiktok.com/@meet_your_x
Twitter:TikTok Japan【公式】ティックトック https://twitter.com/tiktok_japan
【TikTok】じいちゃんとMyra篇 30秒
3,469 回視聴•2020/10/24
TikTok Japan
ふたりがTikTokで出会った音楽とは?トレンドシーンを賑わせる様々な楽曲が、今、TikTokのなかに。次の音楽トレンドも、TikTokから。
【TikTok】それは、TikTokからはじまる。-クリエイター篇-
118 回視聴•2020/10/30
TikTok Japan
今回はTikTokで活躍している音楽クリエイターを紹介します。
ひらめ🐠 https://www.tiktok.com/@hirame811
sui https://www.tiktok.com/@sui._.is
うじたまい https://www.tiktok.com/@ujitama0
クレナズム https://www.tiktok.com/@culenasm
上野大樹 https://www.tiktok.com/@ueno_daiki
それは、TikTokからはじまる。
続いてMy TikTokです。
yukusu1975 yusukekusuyama
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母の認知症介護10年以上。ネットで大学授業受講。神学校中退の芸術系ブンジニアクリスチャン。四代目クリスチャン。facebook友達は4600人超。楠木正成の血脈
是非ともフォローよろしくお願いいたします。
続いて MY YOUTUBEです。
チャンネル登録よろしくお願いいたします。
Yusuke Kusuyama
チャンネル登録者数 55人
説明
母の認知症介護10年超 芸術系ブンジニア 四代目クリスチャン。投稿はキリスト教を問わず facebook友達は現在4600人超。DNAは調査結果 楠木正成。現在 #参政党 に所属 アメブロ & #newspicker #Instagram #WEAR も人気 #Tiktok 奮闘中。 ご支援のお願い ゆうちょ銀行 普通預金 - 記号番号 14780 - 3 5530541 クスヤマ ユウスケ
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