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SDGs達成へ 経団連が「サステナブル資本主義」に向け新成長戦略を正式発表
2020.11.10 07:24
経団連の中西宏明会長は9日、オンラインによる記者会見で、5年ぶりとなる総合的な成長戦略を発表した。
持続可能性を重視する「サステナブル資本主義」に向け、デジタル技術による社会経済の改革であるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、気候変動対策で開発した技術を収益に生かすグリーン成長、働き方改革による生産性向上などを盛り込んだ。
新成長戦略は国連の持続可能な開発目標「SDGs」の達成年度とされる2030年をターゲットにして、さまざまな課題を解決していく方向で、取りまとめられている。
DXでは、経済社会の諸課題を可視化させるとして重視し、データを活用した行政の高度化などを求める。
グリーン成長では50年の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロ実現に向けた取り組みを強化することを打ち出した。
電化率向上や、安全性の確認された原子力発電所の再稼働推進、小型化して安全性に優れる新型原子炉の建設を30年までに実現するとした。
また、多様な働き方への転換を重視。30年までに執行役員などを含む企業の女性役員比率を30%超へ引き上げることや、副業・兼業の奨励、労働移動円滑化のための「学びなおし」への集中投資を打ち出した。
中西氏は「持続可能性を重視する価値観に転換し、企業が社会に貢献する存在でなければ、存続できない」と強調。今後、新成長戦略に沿った企業での改革を求めるほか、菅義偉内閣の新しい政府の成長戦略への反映を目指す。
■経団連の新成長戦略のポイント
・持続可能な資本主義に向け、格差是正に取り組む
・DXを活用して社会課題を可視化し、最適化を図る
・2030年までに企業の女性役員比率を30%超へ
・出勤、リモートの組み合わせで生産性の高い働き方
・健康確保を前提に、副業・兼業を奨励する
・出生率回復を、明確に国の優先課題に位置付ける
・50年のCO2排出実質ゼロ実現への取り組み強化
・30年までに安全性に優れる新型原子炉の建設
続いてYOUTUBEです。
経団連会館
日比野隆司 経団連審議員会副議長/大和証券グループ本社会長ーSociety 5.0の実現でサステナブルな資本主義の確立へ
2020/12/14
経団連
チャンネル登録者数 1230人
Society 5.0実現に向けた企業と投資家の長期戦略 ーキックオフスピーチー
日比野隆司 経団連審議員会副議長/大和証券グループ本社会長
「Society 5.0の実現でサステナブルな資本主義の確立へ」
デジタル革新で創る、サステナブルな未来社会「Society 5.0」の実現には、①長期の視点に立った優れたビジョン・戦略の立案(Plan)、②それを実施するガバナンス・組織運営の構築 (Act)の両面を強化が求められます。
そこで、日比野隆司経団連副議長/大和証券グループ本社会長より、「日本が、今後サステナブルかつ新たな成長を遂げるための鍵は何か」、「投資家との価値協創のあり方とは」、「大和証券の長期ビジョン・戦略」についてキックオフスピーチを頂きます。
SDGs達成へ 経団連が「サステナブル資本主義」に向け新成長戦略を正式発表
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