「脱力トレーニング RESET STYLE」様より
シェア、掲載。
ありがとうございます。
感謝です。
脱力トレーニング RESET STYLE
脱力による武術的身体トレーニングの研究
2019年8月22日 投稿者: WATARU
太極拳や合気道はなぜ、力を抜くのか?
ワタルです。
「太極拳や合気道はなぜ、力を抜くのか?」について考えてみます。
重力を力として使える
以下、少し詳しく見ていきましょう。
重力を力として使える
これはとてもシンプルな話ですね。
要するに自分の体重を力に変えるわけです。
その有効性について述べるのは今更ではありますが、
例えば「体重の乗った~」という形容句は、
パンチやキックだけでなく様々な動きに対して良い意味で使われます。
逆に体重の乗っていない動作については、
「手打ち」「手投げ」といったいわゆる「小手先」の動きだとして、
それを戒められることがほとんどでしょう。
つまりある動作に体重を乗せる技術は、
少なくとも力の発揮という面においては、
その動作の上達の指標となるものだと言えます。
そしてその技術の習得と錬磨において、
力を抜くことが大きく役立つのです。
武道における突きの動作を例にして説明します。
下の動画は体重が乗ったという状態が、
絵面からも分かりやすいと思って選びました。
YOUTUBE
脱力トレーニング 体重を載せて打つ
1,958 回視聴•2018/05/18
RESETSTYLE
チャンネル登録者数 1020人
毎月第1~第4土曜日の14時~16時に「体験会」を行っています。
・体験会ページ https://7rs.jp/trial.html
「動画の内容にとりあえず一度触れてみたい」という方におすすめです。
ResetStyleでは、脱力によるトレーニングを行っています。
具体的には以下のような内容をお伝えしています。
「重力を力として使う方法」「身体の中の圧力を移動・加算させて相手に伝える方法」「相手の力を分散させて受け流す方法」「力を集約させて貫通力を出す方法」「中心軸を安定させて充実した下半身を作る方法」「脚・体幹・腕をつなげて大きな力を出す方法」etc.
いずれも身体の力を抜いて内部感覚を研ぎ澄ませることで、より効率よく身に付けることが出来ます。
・ホームページ http://www.eonet.ne.jp/~musouken-kobe...
・blog「脱力~Reset Style」 http://datsuryoku.org/
明らかに身体が前傾して、見るからに体重が乗りそうですよね。
もちろん実際にこのような使い方をすることはほとんどありません。
動きが大きすぎて避けられてしまいますから。
ただ、このように傾きをつくることは、
拳など身体の一部分に体重を乗せる感覚を得るには良い方法です。
動画では拳を使っていますが、
肩、肘、膝、足、頭など様々な部位でトレーニングできます。
とはいえこれだけだと、
別段力を抜かなくても出来ると思えるかもしれません。
ではなぜ力を抜く必要があるのか?
それは一言でいえば「精度を上げるため」です。
普通に身体を傾ければ、誰がやってもある程度の体重は乗ります。
しかし拳で行う場合に腕の力を完全に抜いたとしたらどうでしょうか。
実際にやってみると想像以上に難しいことがわかると思います。
それは普通の動作においては、
肩や腕を固めることで体重が掛かる方向のズレをカバーしているからです。
そのため腕の力を完全に抜いてしまうと、
体重は腕に掛からずに他所へと流れてしまって上手くいかないのです。
ここでの傾くという動作は、
身体の中心(=重心)から拳に向かって体重を乗せる動きなのですが、
上手くいかない多くの場合、
原因はそれらの位置関係の認識が曖昧なことにあります。
そしてその曖昧さは、
力を抜くことで初めて表面化します。
腕の力を完全に抜いた状態で行うからこそ、
上手くできていないことが分かる。
つまり、拳に体重を乗せるという一見誰にでも出来そうな動作は、
むしろその単純さによって巧拙の原因が隠されているのです。
腕の力を完全に抜いて拳に体重を掛けるには、
重心から見た拳の位置を正確に把握する必要があります。
その精度が低いほど腕や肩に力が入ってしまうし、
精度が上がるほどに腕は何もする必要がなくなります。
このように腕に必要な力を指標とすることで、
より正確な体重の乗せ方をトレーニングできる。
以上が力を抜く理由
「重力を力として使える」の説明となります。
P.S.
RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。
一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。
ただただ合気や発勁を使えるようになるための、
身体コントロール技術を楽しく学ぶための場所です。
当然、直接殴ったり蹴ったりすることもなければ、
怖いと感じた動きを強制もしません。
ご自分の出来る範囲で、
無理なくトレーニングに参加することが出来ます。
RESETSTYLEへはコチラから
このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。
dreamasabutterfly@gmail.com
ご連絡、お待ちしております!!
0コメント