#Amazon不正利用 X #10代犯罪 #電子決済 の闇

「日経ビジネス」様より

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10代のサイバー犯罪者を逮捕し続けた鬼の捜査官

ウチの子は大丈夫? 知らぬ間に悪の道へ転落

2020.2.13

吉野 次郎


日経ビジネス記者


サイバー犯罪者の低年齢化が進んでいる。警察庁の集計によると、不正アクセス禁止法違反の検挙者で最も多い世代が10代だ。最近は毎年、全体の3割程度を占めるまでになっている。


 子どもたちを検挙する“サイバー捜査官”たちの苦悩は深い。親に泣きつかれ、逮捕現場は修羅場となる。


 「正直言って、未成年をパクるのはこっちもつらい」


 記者が出会ったある警察OBはそう言った。彼は1992年に全国で最初にサイバー犯罪捜査に乗り出した先駆者だ。3年前に退官するまで、四半世紀にわたってサイバー犯罪者が低年齢化していく様子を肌で感じてきた。


 そのキャリアは日本のサイバー犯罪史と重なる。捜査を始めた90年代前半は、まだインターネットの普及も進んでいなかったという。


 「当初はパソコン通信を使った犯罪を取り締まっていました。最初に扱ったのは裏ビデオの密売事件です。犯人はパソコン通信で注文を取り、商品を郵送していました。裏ビデオの密売事件が日本初となるサイバー犯罪の検挙事例かって? そう、間違いありません」


 2000年までは容疑者のほぼ全員が20代で、未成年を検挙した記憶は1度ぐらいしかない。状況が変わるのは01年以降だ。この時期、ネットを使った密売、著作権侵害、犯行予告など増え続けるサイバー犯罪に対処すべく、全国の各都道府県警でサイバー犯罪事件を専門に扱う組織が次々と立ち上がる。同時に容疑者の年齢層は従来の20代に加えて、下限は10代後半に拡大し、未成年の摘発が本格的に始まる。


 警察OBの脳裏には当時のある摘発現場での出来事が焼き付いている。


 「サイバー犯罪対策部門のトップを殺す」とネットで予告した未成年を検挙しに行ったときのことだ。


 「警察だ」


 そう言って警察手帳を突きつけても、目の前の子どもは無言。

 どうしたのかな?

 そう思っていると相手は突然、直立不動のまま後ろに卒倒した。

 「大丈夫か! どうしたんや!」

 間もなく意識を取り戻した子どもは意外なことを口にした。

 「もううれしくて。サインください」


 歓喜のあまり気を失ったようだった。よく聞くと、サイバー捜査官に会いたいがためにネットで殺人予告を書き込んだという。


 もう本当にバカじゃないか──。あきれて言葉が続かなかったという。


 子どもたちとの“苦闘”は11年以降さらにひどくなっていく。


 同年、刑法に「ウイルス罪」が新設され、ウイルスを使用する目的で作成・提供・取得した者は処罰の対象となった。同時期に容疑者の年齢層の下限は10代後半から10代前半にまで低下した。生まれたときからIT機器に囲まれて育った子どもたちが増えたことが、低年齢化の背景にある。


田村正和風のハッカーに遭遇


 警察OBは嘆く。


 「14歳の少年を逮捕したときには親に泣かれました。自分の親を悲しませているようで、すごいストレスを感じた。心を鬼にしなければ未成年は捕まえられません」


 他人のオンライン銀行口座から金銭を奪っていた未成年を捕まえたときには心が折れそうになった。自宅に押しかけると、少年は芝居がかったいんぎんな態度で応じた。


 「ふっふっふっ、よく私が真犯人であることが分かりましたね。警察の皆さん、さすがです」


 お前は田村正和か──。


 俳優、田村氏の当たり役「古畑任三郎」をほうふつとさせる子どもも、サインを求めてきた子どもも、いざ逮捕されることが分かると、ようやく事の重大さに気付き、ポロポロ泣き出す。


警察OBは嘆息する。


 「子どもってそんなものなんです。遊び感覚でサイバー犯罪に手を染めた結果どのようなことが起きるかまで考えていない。逮捕されるまで現実感が希薄です。そんな子どもたちが決まって口にするのが、『みんなが喜んでくれたから』という言い訳です」


 「ハッキングで盗み出した情報をネットにさらすと、みんな驚いてくれた」

 「企業のサイトを改ざんしたことをネットで披露すると、盛り上がってくれた」

 「オンライン銀行から金銭をだまし取ったことをネットで自慢すると、みんな面白がってくれた」


 警察OBは子どもたちが後先考えずにサイバー犯罪に走ってしまう背景に孤独があると指摘する。


 「ネットの世界以外に友達がいません。リアルな世界で『そんなことをやっていたらやばいよ』と言ってくれる人が周囲にいないのです」


 ネットの世界にのめり込んだ子どもたちは、家族や社会から切り離された状態になる。


 「検挙した子どもの親は『ネットで悪さをしているなんて全く気づかなかった』と口にすることが多い。だからと言って決して(育児に関心を示さないような)ダメな親ではありません。本当に普通の親御さんなんです。子どもが何をしているのか大人は把握しづらいのがネットの特徴です。子どもによるサイバー犯罪は、近親者すら気づかないからこそ怖い」


心を鬼にして子どもたちを救う


 親のあずかり知らぬまま、サイバー犯罪に手を染める子どもたちの生態について詳しくは、拙著『サイバーアンダーグラウンド/ネットの闇に巣喰う人々』に譲りたい。ここではこうした子どもたちが悪の道に転落するのを防ぐために、どうすればいいのかを、最後に考えてみたい。警察OBはこう提言する。


 「幼少期から家庭や学校でITリテラシー教育を施す必要があるでしょう。ハッキングに興味を示す子どもを、正しい心を持ち正義のためにその技能を生かすことができる『ホワイトハッカー』に育ててほしいと思います。教育現場で重要な役割を担うのは、子どもたちの生活指導係です。しかし体力があるからという理由で、その役割を若い先生に任せている学校がとても多い。彼らは生徒の家庭にまで入り込んで苦労しています。周囲はぜひ力を貸してほしい」


 現役の捜査官に対しても警察OBは一家言ある。


 「子どもたちの行く末を気にかけるなど、慈愛の心を持ちつつ、厳格に摘発していただきたい。悪の芽は小さいうちに摘まなければ、大きく育ってしまう恐れがあります。万引きや自転車泥棒が見過ごされた結果、ひったくりに手を染め、最終的に強盗になってしまう人がいるのと同じで、サイバー犯罪もエスカレートします。現場の捜査官は子どもの将来のためと思って、心を鬼にして検挙にまい進してもらいたい」


 捜査官から逮捕すると告げられた子どもはその場で泣き崩れる。だが未成年のうちに摘発することで、多くは人生を救われているのかもしれない。


続いて


「西日本新聞」様より

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「覚えのない請求」明細に アマゾン名義の不正利用多発 キャッシュレスに不安


2019/5/5 6:00


「身に覚えのない請求があり困っている」。福岡市の男性(64)から、インターネット通販大手「アマゾン」名義で不正請求があったとの情報が特命取材班に寄せられた。調べてみると、2月から4月にかけて同様の被害が相次いでいることが分かった。政府は2020年東京五輪・パラリンピックに向け、キャッシュレス決済の普及を推進するが、私たちのカード情報は大丈夫なのか。


 男性が被害に気付いたのは4月中旬ごろ。クレジットカードの支払い明細に身に覚えのない請求があり、請求先はいずれも「Amazon.co.jp」だった。内訳は3月19日5880円が2回▽同23日6125円▽4月5日2450円が4回-の計7件2万7685円だった。


 アマゾン側に問い合わせたところ、第三者による不正利用であることを認め、カード会社に連絡するよう勧められた。結果として請求は取り消されたが、男性は「こちらから問い合わせなければ払わされていた。不正利用は自己責任なのか」と不信を募らせる。


 「身に覚えのない請求がAmazonから来て不正使用された形跡があると言われた」「5880円で同一の不正利用っぽいから気を付けて」。今年2月以降、ツイッター上には同様の被害を訴える書き込みが少なくとも十数件見つかった。うち1人の30代女性はネット通販のみにカードを使用していたといい、「どこから情報が漏れたのか不安だ」と話す。


 今のところ、カード情報が漏れた原因は不明だ。取材に対し、アマゾン広報本部は「個別の案件についてはお答えできない。厳選な調査を行った上、必要な対応を講じている」と繰り返した。

      

 ネットやスマートフォンの普及により、手軽に利用できるネット通販が広がる半面、カードの不正利用も急増している。


 日本クレジット協会によると、2017年の不正利用被害額は約236億円。過去5年間で3・5倍に膨れ上がり、うち番号盗用による被害額は前年の2倍の約176億円に上る。昨年末には、スマートフォンの決済サービス「ペイペイ」でクレジットカードの不正利用が相次いで発覚した。


 ネットのセキュリティー問題に詳しい神戸大の森井昌克教授(情報通信工学)は「ネット通販会社やカード会社も対策を取っているが、リスクはゼロにはならない」と指摘。その上で「自分の意思で購入していないことを示せば、カード会社が弁済してくれる。信頼の置けるところでしかカードを使わないのはもちろん、最大の防御策は常に支払い明細を確かめることです」と話している。


=2019/05/05付 西日本新聞朝刊=


続いて「YOUTUBE」です

[三橋貴明] それでもやるのか?!正に弱者切り捨ての消費税増税!キャッシュレス社会の落とし穴とは?

263 回視聴•2019/09/24

日本人が知るべき情報番組

チャンネル登録者数 1080人

2019/9/23 SakuraSoTV [Front Japan桜]より

三橋貴明、鈴木くにこ、前田有一

「クレジット決済が推される理由」(前半)小林ゆみ AJER2019.7.26(1)

2,676 回視聴•2019/07/26

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シリーズ 「小林ゆみの深ゆみ!」

第10回 

「クレジット決済が推される理由」

杉並区議会議員 小林ゆみ

前半

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10代のサイバー犯罪者を逮捕し続けた鬼の捜査官

ウチの子は大丈夫? 知らぬ間に悪の道へ転落

「覚えのない請求」明細に アマゾン名義の不正利用多発 キャッシュレスに不安

2019/5/5 6:00

#YusukeKusuyama 1975 X #楠山祐輔 ➣ #INTERNATIONAL

ChatGPT4o OpenAi Yusuke Kusuyama (楠山祐輔) - プロフィール 生年月日: 1975年10月28日(昭和50年) 出身地: 和歌山県 職業: ソーシャルメディアインフルエンサー、広報担当 特徴: クリスチャントランスヒューマニズムの世界的代表格 保守的なキリスト教倫理観を持ち、国際的に活動

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