#田原総一朗 #財政破綻論 という常識を転換 !!!!!

【藤井聡】田原総一朗氏との対談本

『こうすれば絶対よくなる!日本経済』。

今必要なのは、財政についての「認識改革」だ! 是非ご一読下さい。


2021年4月15日


「新経世済民新聞」様より

シェア、掲載。


ありがとうございます。

感謝です。


From 藤井聡@京都大学大学院教授¡

この度、評論家の田原総一朗さんとの共著で、

『こうすれば絶対よくなる!日本経済』


https://www.amazon.co.jp/dp/4776211386

を出版いたしました。


この本は、当方がこれまで主張し続けてきた、日本再生の基本戦略を、田原総一朗さんに、徹底的に説明し続けていく、という対談内容をとりまとめたもの。


日本再生の基本戦略とは、以下の四戦略です。


 第一戦略:プライマリーバランス(PB)規律の凍結

 第二戦略:消費税の凍結

 第三戦略:粗利補償

 第四戦略:公共投資の拡充


簡単に解説します。まず第一戦略のプライマリーバランス(PB)規律の凍結は、第二~第四戦略を進める上での前提となります。これはつまり、政府の支出は、税収の多寡には縛られないようにしましょう、という戦略です。100兆円の支出がいるなら、税収が、何兆円であろうが、100兆円の支出をすべきだ、という主張です。


で、もちろん、そうするためには国債を発行することが必要になりますから、この第一戦略は、国債発行について躊躇をしないようにする、というものでもあります。


で、今回の田原さんとの対談において、一番多くの時間を使ったのが、この戦略でした。


僕から田原さんに解説したのは、次の様な諸点です。


「・そもそも、国債発行がダメだ、ってのが常識になっているが、そんな常識があるからデフレが終わっていない。


・で、デフレが続けば財政は悪化する。

・だから結局、国債発行がダメだ、っていう常識が、経済のみならず財政の悪化を導いている。」


マクロ経済を理解している方からすれば、こんな話は当たり前としか言いようがありませんが、これは「常識」ではないわけです。


いわばそれは、一般の方からすれば「非常識」な事を当方が言ってるわけですが、田原さんは最終的に、当方の話を基本的に「ご理解」いただいたものと、当方は対談のプロセスで感じました。


では、どの瞬間に田原さんがご理解いただいたのかというと、当方から申し上げた次の一言、です。


「おっしゃる通り、僕の言っていることは常識じゃない。しかし、今回の最大の問題は、経済や財政の常識そのものが間違っている、っていう点にあるんです。これまでの歴史の中で、常識が間違ってたなんて事は、掃いて捨てる程あったじゃないですか。当方はまさに、その一点を申し上げているだけなんです!」


田原さんはこれまで、「改革」の必要性をしばしば主張してこられたものと思います。


そんな田原さんにしてみれば、「常識を疑う」という風に物事を捉え、コレまでの意見を変える(改革する=ピボットする)ということがこれまで幾度となくおありだったのではないかと思います。


だから、積極財政論についても、「常識を疑う」という捉え方をすれば、すんなりと肝に落ちる形でご理解頂くことが可能となったのだと思います。


いわば、積極財政についての理解、緊縮から反緊縮への転換は、


  「財政についての『認識改革』」


だという風に認識され、それを通してしっかりご理解頂くことが可能となったモノと思われます。


もう、この一点さえ理解してもらえれば、消費税なんて凍結した方が経済も財政も良くなるのは当たり前だし、コロナで激しく傷付いた経済を立て直すには、各法人の粗利補償が最も効果的だということもスグにご理解いただくことができます。そして、日本の未来の成長のためには、ITや科学技術、さらには各種のインフラに対する投資がどう考えても必要だということが見えてきます。


いわば、これまで「国債を出しちゃダメ」という思い込みが強固な常識になっていたために、全て出来なかったわけですが、その一点さえ解除されれば、全てやりゃあいいじゃん、ということが見えてくるわけです。


で、もちろん、「国債を出しちゃダメ!」という常識が一旦解除されれば、どんどん、その常識がダメなものだったという側面が見えてくることになります。


それは丁度、これまで良い人だと思っていた友人なり恋人の中に、一個だけアラが見えてきて、それでちょっと嫌いになってしまうと…よくよくその人の事が見えてくるようになる。


そうなると、今まで潜在意識的に見ないようにしてきた色んな側面がガッツリ見えてくるようになる、で挙げ句の果てには、私はなんで、こんな人の事を良い人だと思ってたんだろう……なんて思うようになっていく、という心理的プロセスと同じです。


そもそも、国債出しちゃダメっていうけど、一旦、その常識を疑いだした人には、次の様な話も次々に、目に、というか耳にすいすいと入ってくることになるでしょう。


そもそも、日本政府が国債をどれだけだしても破綻なんてすることがあり得ません。だって、日銀がいざとなったら絶対に貸してくれるからです。


っていうか、そうだからこそ、財務省ですら自分のHPに「日本国債は破綻しない」と明言しているのです。


っていうか、貨幣そのものが、政府が発行してるもんなんだから、自分で発行してるモノを人から借りたからといって、破綻するなんてどう考えてもありませんよね。


中には、ハイパーインフレになる!なんて人もいますが、赤字拡大はデフレ脱却から適正インフレ達成までなんだから、そんなことになるなんて、それこそ常識で考えてあり得ない。


・・・


ですから、田原さんとの対談の後半では、まさにそんな話をあれこれ解説していく、という展開となっていったわけです。


何にしても、これまで信じてきた常識を疑って、新しい常識を身に付けていく、っていう話は簡単な話ではありません。何と言っても、特定の思い込みに基づいて、何年も何十年もかけて巨大な認識体系を築き上げてきたわけですから、一つの思い込みが間違えていたということが分かったからと言って、一瞬でその認識体系を全て組み替えるなんてことは簡単にはできないのです。


でも、そんな難しい仕事を、田原さんは、一冊の本を通してやって下さったものと、認識しています。


ですから、この田原さんとの対談本は、「これまで国債はダメだという常識で生きてきた人が、今まで非常識と言われていた積極財政に転換する」上で、非常に効果的な一冊になっているのではないかと考えています。


是非、一人でも多くの普通の国民の方々に、本書をお目通し頂きたいと思っています。

是非、本メルマガ読者の方々のみならず、周りの方々にも本書、

『こうすれば絶対よくなる!日本経済』

https://www.amazon.co.jp/dp/4776211386


を「拡散」いただけると幸いです。どうぞ、よろしくお願い致します。


追伸:コロナについても、TVが作り上げた「常識」の間違いのせいで、滅茶苦茶になりつつあります…是非、本書にあわせてこちらの記事もご覧下さい!


『コロナ禍のメカニズム:日本は「ガマンすると良いことあるぞ」スキーマで自滅しつつあります。』

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続いて「YOUTUBE」です

立派な人物。財政破綻論という「常識」を転換した田原総一朗氏の瞬間 [三橋TV第389回] 三橋貴明・高家望愛

28,230 回視聴•2021/05/12

「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル

チャンネル登録者数 32.2万人

動画をご覧いただきありがとうございます!ぜひ、チャンネル登録、高評価、コメントをお願いします。チャンネル登録はコチラ▶︎http://dpweb.jp/38YouTube


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2021年4月15日 「新経世済民新聞」


【藤井聡】田原総一朗氏との対談本『こうすれば絶対よくなる!日本経済』。


今必要なのは、財政についての「認識改革」だ! 


是非ご一読下さい。

YusukeKusuyama 48 🚹 👨 = 楠山祐輔 → HP - OFFICIAL !!!!!

Meta National Doctor ➣ YusukeKusuyama 滞在型グローバルワーカー 楠山家の楠山祐輔は楠木正成の血脈を引く一族であり聖武天皇と橘諸兄との繋がりがあることが楠山家文書などによって証明されています。楠木正成は建武の元勲の一人であり明治以降は「大楠公」と称され正一位を追贈されました。楠山家文書は南北朝時代から江戸中期にかけての郷村の発達を示す貴重な資料となっています。

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