#幻解超常ファイル X #集合的無意識 #UFO

「TANTANの雑学と哲学の小部屋」様より

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UFOに関する地球外仮説(ETH)と心理社会的仮説(PSH)の違いとは?自分の心の内奥を映す神秘体験としてのUFOの正体


2018年11月19日 [意識・自我・魂, その他の雑学]


UFOとは、unidentified flying object(アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクト)すなわち、いまだ何であるか確認されていない正体不明の飛行物体のことを意味する言葉であり、


航空・軍事関係の用語などとしては、当局に把握されていない航空機や観測気球、さらには他国から飛来してきたミサイルや球電現象などの自然現象などもこうした広義におけるUFOの定義の内に含まれることになります。


それでは、そうした既知の物体や自然現象についての情報不足によっていまだ詳しい正体の確認が取れていない状態や、単なる見間違え、あるいは記録映像のねつ造といったものを除いた


超常現象としてのUFOの正体について合理的に説明する仮説理論としては、は、具体的にどのような説が挙げられることになると考えられることになるのでしょうか?


UFOの地球外仮説(ETH)における議論とその問題点


超常現象としてのUFOの正体を説明するのに用いられる最も一般的な仮説としては、地球外仮説(extraterrestrial hypothesis、ETH)が挙げられることになりますが、


この仮説においては、UFOの存在は、文字通り地球外から飛来した何らかの人工的な物体すなわち地球外生命体が乗った宇宙船のようなものであると主張されることになります。


こうした地球外仮説(ETH)は、主に1950年代前後のアメリカを中心としてはじまった円盤型や葉巻型のUFOの大量の目撃情報などの裏付けによって支持を集めていくことになるのですが、


その一方で、


地球外生命体の宇宙船としてのUFOが宇宙の彼方から大きな労力をかけてやって来るとすると、そうしたUFOの目撃の頻度がかえって多すぎると考えられる点や、


2000年代以降の急速なIT技術の進展によって、人々の間に携帯カメラやスマートフォンカメラが普及して、以前よりもUFOの記録映像を撮ることが飛躍的に容易となった現代においても、


UFOの目撃情報はそれに比例して飛躍的に増加するどころか、世間の関心の低下に伴ってむしろ減少傾向にあるといったことからも、


現代においては、UFOの正体を地球外生命体が乗る宇宙船といった比較的シンプルな物理的な存在のうちに求める考え方は科学的な議論においてはあまり信頼されない傾向にあると考えられることになるのです。


心理社会的仮説における人間が自分自身の心の内奥を映し出す神秘体験としてのUFOの正体


そして、そういった意味では、


こうしたUFOの目撃といった事象は、携帯カメラなどの観測機器の普及や映像技術の進歩といった物理的な側面によってではなく、


UFOという存在に対する人々の関心の高さといった人間の心理的側面によって最も大きな影響を受けている現象として捉えることができるとも考えられることになるのですが、


そのような観点からは、


UFOの正体を地球外生命体が乗る宇宙船といった物理的な存在のうちに求める地球外仮説(ETH)に対して、


その正体を人間の心理作用や何らかの社会的要因のうちに求める心理社会的仮説(psychosocial hypothesis、PSH)と呼ばれる考え方も広く支持されるようになっています。


この仮説においては、UFOの目撃情報の多くは、人間の意識や知覚がもたらすある種の錯覚や、社会学的な群集心理などに基づく幻覚のようなものとして説明されることになるのですが、


その一方で、


こうしたUFOに関する心理社会的仮説においても、超常現象としてのUFOの存在を認めることはある程度可能であり、


そこでは、人間が外界に対して自らの精神の内奥にある神話や宗教的イメージへとつながる普遍的な心象を投影していくことによって、意識の領域からは捨象されていた自分自身の真の姿の断片を見いだしていく神秘体験の一種としてこうしたUFOの存在が捉えられていくことになるのです。


・・・

以上のように、


UFOの正体について合理的に説明する代表的な仮説理論としては、地球外仮説(ETH)と心理社会的仮説(PSH)と呼ばれる二つの仮説理論の存在が挙げられることになり、


こうした両者の理論の具体的な特徴の違いとしては、


前者の地球外仮説(ETH)においては、UFOの存在は地球外生命体が乗る宇宙船といった何らかの物理的な存在のうちに直接的に求められることになるのに対して、


後者の心理社会的仮説(PSH)においては、UFOの存在は心理的な錯覚や幻覚あるいは自分自身の心の内奥を映し出す神秘体験の一種といった精神的な存在のうちにその正体が求められていくことになると考えられることになるのです。

・・・


UFOとユングの集合的無意識との関係とは?シンクロニシティ(共時性)による複数の人物の同時的なUFOの目撃体験の説明


2018年11月19日 [ユング, 意識・自我・魂, その他の雑学]


前回の記事で書いたように、超常現象としてのUFOの正体を地球外生命体が乗った宇宙船といった何らかの物理的な存在のうちに求める地球外仮説(ETH)に代わる有力な仮説理論としては、


その正体を心理的な錯覚や幻覚あるいは自分自身の心の内奥を映し出す神秘体験といった精神的な存在のうちに求める心理社会的仮説(PSH)が挙げられることになります。


そして、こうしたUFOに関する心理社会的仮説(PSH)は、20世紀を代表する心理学者であるユングの分析心理学の理論のうちにそのルーツとなる考え方を見いだしていくことができると考えられることになります。


UFOの存在とユングの心理学における集合的無意識と元型イメージとの関係


前回も書いたように、心理社会的仮説(PSH)においては、超常現象としてのUFOの存在は、人間自身の精神の内奥に存在するある種の普遍的なイメージが外界へと投影されることによって生じる心理現象として捉えられることにあるのですが、


ユングの心理学においては、そうしたUFOのイメージの出所となる心の場所は、個人の心における無意識の領域よりもさらに深い階層に位置する集合的無意識と呼ばれる心の領域のうちに求められることになります。


集合的無意識とは、一言でいうと、人間の無意識の最深層に存在する全人類に共通する普遍的な意識や心の構造のことを意味する概念として定義されることになり、


その内部には、元型と呼ばれる個人の経験を超越した神話や宗教的イメージへと通じるような普遍的な観念の存在が見いだされることになるのですが、


こうしたユングの心理学における集合的無意識の概念に基づくと、超常現象としてのUFOの存在は、そうした人間の心の集合的無意識の階層に存在する元型イメージが外界に投影されることによって生み出された姿として捉えることができると考えられることになるのです。


シンクロニシティ(共時性)による複数の人物の同時的なUFOの目撃体験の説明


また、


UFOの目撃情報においては、複数の人が同時に目撃することによってその目撃証言の確度が高まり、個人の見間違えや錯覚などでは説明がつかないケースがありますが、


こうしたケースについても、ユングの心理学におけるシンクロニシティ(共時性)と呼ばれる概念によって、合理的な説明がつくとも考えられることになります。


シンクロニシティ(共時性)とは、一言いうと、物理的な空間を介した通常の因果関係を超えて働く複数の出来事や複数の人間の心同士の間に成立する非因果的連関のあり方のことを意味する概念として定義されることになり、


具体的には、


夢の中にきれいな色をしたコガネムシが出てきてふと目を覚ますと、窓の外に夢で見たのとまったく同じ姿をしたコガネムシが止まっていたといった現象や、


数年間にわたって疎遠になっていた友人のことを何の前触れもなく、ふと思い出して電話をかけてみたら、ちょうど同じ瞬間に相手の友人もこちらのことを思い出して電子メールを送ったところだったといった体験などが


そうしたシンクロニシティ(共時性)と呼ばれる現象の具体例として挙げられることになります。


そして、そういった意味では、


こうした複数の人間に共有されるUFOの目撃体験のあり方は、ユングの心理学とそれに基づく心理社会的仮説(PSH)の観点からは、


集合的無意識の階層に存在するある特定の元型イメージが、シンクロニシティと呼ばれる現象を通じて、複数の人間の意識のうちで共有される形で同時多発的に外界へと投影されたものがそうしたUFOの姿の正体として捉えることができると考えられることになるのです。

・・・



多次元仮説および多元宇宙論に基づくUFOの存在の解明、地球外仮説と心理社会的仮説の矛盾点を克服する第三の仮説


2018年11月20日 [物理学, その他の雑学]


前々回の記事で書いたように、超常現象としてのUFOの存在を合理的に説明する仮説理論の主な候補としては、


UFOの正体を地球外生命体が乗る宇宙船といった何らかの物理的な存在のうちに直接的に求める地球外仮説(ETH)と、


その正体を心理的な錯覚や幻覚あるいは人間の心の内奥を映し出す神秘体験といった精神的な存在のうちに求める心理社会的仮説(PSH)という代表的な二つの仮説理論が挙げられることになるのですが、


こうした両者の仮説理論において生じると考えられる矛盾を克服するために、1970年代以降になって新たに唱えられるようになった第三の仮説としては、多次元仮説および多元宇宙論に基づく仮説理論の存在が挙げられることになります。


地球外仮説と心理社会的仮説の両者における矛盾点の指摘


前々回の記事でも書いたように、UFOの存在に関する地球外仮説(ETH)の立場に立った場合、


遠方の星系からやってくる割にはUFOの目撃の頻度が多すぎるという点や、中途半端に姿を見せ続けているのにもかかわらずいまだ地球外生命体と地球人との間に明確なコンタクトが得られていないのは不自然といった点、


あるいは現代における携帯カメラやスマートフォンカメラの普及に伴ってUFOの映像を実際に記録する機会は増えているはずなのに、実際のUFOの目撃情報や新たな記録映像の数は減少傾向にあるといった点などに矛盾点を見いだすことができると考えられることになります。


それでは、

もう一方の仮説である心理社会的仮説(PSH)の考え方に従えば、そうした矛盾点がすべて解決し、超常現象としてのUFOの存在が十全な形で合理的に説明されるのかというと、必ずしもそういうわけでもなく、


完全なる心理社会的仮説(PSH)の立場に立った場合、こうしたUFOの目撃情報が人間の意識体験だけにとどまらずに、カメラやビデオといった何らかの記録媒体に実際にUFOの姿が記録されている場合には、


それが航空機や隕石のような既知の物体との単なる見間違えではないとした場合、そうした記録媒体を通じて実際の物的証拠として示されたUFOの存在については、心理社会的仮説(PSH)の立場からは合理的な説明をつけることが困難になってしまうとも考えられることになるのです。


多次元仮説および多元宇宙論の立場に立ったUFOの存在の解明


それに対して、

こうした地球外仮説(ETH)と心理社会的仮説(PSH)の両者における矛盾点を克服するために1970年代以降になって新たに唱えられるようになった仮説が多次元仮説(interdimensional hypothesis、IDH)と呼ばれる第三の仮説理論であると考えられることになるのですが、


この仮説においては、UFOの存在はそれがカメラやビデオなどの機器を通じて何らかの物理的な記録媒体にその姿が記録されうるものである以上、それは確かに何らかの物理的存在であるとは考えられるものの、


それは我々が住んでいる宇宙の内にある通常の物理的存在ではなく、この宇宙とは異なる次元に存在する別の宇宙において存在する物理的存在であると位置づけられることによって、


前述した二つの仮説理論が抱えている矛盾点を克服する議論が展開されていくことになります。


つまり、


こうした多次元仮説(IDH)と呼ばれる仮説理論においては、我々が住んでいる宇宙と異なる次元においては、この宇宙とは異なる構造を持った無数の宇宙が並立して存在すると考える多元宇宙論の立場に立ったうえで、


超常現象としてのUFOの存在は、我々とは異なる次元の別の宇宙に存在する探索機や宇宙船あるいはその他の様々な構造物といった何らかの物理的存在が、


そうした異次元の空間を介して我々が住む宇宙の次元と偶然あるいは意図的に一時的に接点を持つことによって、その姿が不完全な形で垣間見られていく現象として捉えられることになると考えられることになるのです。


そして、


こうした多次元仮説および多元宇宙論の立場に立ったUFOの存在の解明の考え方に基づいた場合、


UFOの姿がカメラやビデオなどを通じて比較的明瞭な形で物理的に記録されている場合でも、


そうした未確認飛行物体が、現代の科学技術や通常の物理法則によっては説明のつかない不可思議な動きをしたかと思うと、突然まるで元から何も無かったかのように突然パッと消え去ってしまうといった


UFOに関する超常的な現象についても、ある程度合理的に説明することができると考えられることになるのです。

・・・


多元宇宙論に基づくUFO仮説の心理学的解釈とユングの心理学における集合的無意識の実在的存在としての解釈との関係


2018年11月20日 [ユング, 意識・自我・魂, その他の雑学]


前回の記事で書いたように、超常現象としてのUFOの存在を合理的に説明する仮説理論のあり方としては、


従来から存在していた地球外仮説(ETH)と心理社会的仮説(PSH)の両者の矛盾点を克服することによって新た生み出された多次元仮説(IDH)と呼ばれる仮説理論の存在を挙げることができると考えられることになります。


そして、通常の場合、多次元仮説においては、物理学的な意味における多元宇宙論の考え方に基づいてUFOの存在を合理的に説明するための議論が組み上げられていくことになると考えられるのですが、


その一方で、こうした多元宇宙論に基づくUFO仮説は、前々回の記事で取り上げた心理学的な側面からもその仮説理論のあり方を捉え直していくことができると考えられることになります。



この宇宙とは別の領域に存在する実在的存在としての集合的無意識の解釈


前々回の記事で取り上げたように、ユングの心理学における集合的無意識の理論に基づいて超常現象としてのUFOの存在を解釈しようとする場合、


UFOの姿の正体は、個人の心における無意識の領域よりもさらに深い階層に位置する人類全体に共有されている心の領域である集合的無意識の階層に存在するある種の元型イメージが、


シンクロニシティ(共時性)と呼ばれる現象を通じて、複数の人間の意識のうちで共有される形で同時多発的に外界へと投影されたものとして捉えられることになります。


そして、


こうしたユングの心理学における集合的無意識の概念は、その捉え方に応じて様々な解釈が成り立ちうる多様な意味の広がりを持った概念であると考えられることになるのですが、


少なくとも、こうした集合的無意識と呼ばれる存在は、それが個人の心の内部における無意識の領域を超えて広がる人類全体に共有される広大な心の領域として定義されている以上、


その存在は、この宇宙の内部に存在する物理的な存在としての一人一人の脳の働きの内にはとどまることのない、そうした物理的な存在としての脳の働きを超えたところ、あるいはそれとは別の領域の内に求められるとも捉えられることになります。



多元宇宙論に基づくUFO仮説の集合的無意識の理論に基づく心理学的な側面からの解釈


そして、


多次元仮説すなわち多元宇宙論に基づくUFO仮説においては、


まさに、そうした我々が通常目にしている宇宙における単なる物理的存在とは異なるそれとは別の次元の別の宇宙から一時的にこちらの宇宙へと姿を現した異次元の存在がUFOとして認識されることになるので、


前述したように、


ユングの心理学において登場する個人の心や脳の働きを超えたところに存在する人類全体に共有されている心の領域としての集合的無意識の存在を、


この宇宙に存在する単なる物理的存在とは別の領域、すなわち、こちら側の宇宙とは別の次元の別の宇宙の内にある実在的な存在として捉えることができるとするならば、


こうした多元宇宙論に基づくUFO仮説とユングの心理学における集合的無意識の間には、互いに両立する議論を展開していくことが可能となると考えられることになります。


つまり、


こうした多元宇宙論に基づくUFO仮説のユングの心理学における集合的無意識の理論に基づく心理学的な側面からの解釈においては、


カメラやビデオなどの機器をかいした記録媒体においても実際にその姿を記録することができるような実在的な存在として捉えられるUFOの存在についても、


集合的無意識が存在する別次元の宇宙の内部において存在する実在的な存在としての元型イメージが、そうした異次元の宇宙を介してその姿がこちら側の宇宙において一時的に実際に具現化された存在として捉えることによって、


超常現象としてのUFOの正体を合理的に説明することができると考えられることになるのです。

・・・



続いて「YOUTUBE」です。

Yusuke Kusuyama 🚹 👨

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#幻解超常ファイル 米UFO神話の原点 ‐ 再生リスト

超常現象:ユング心理学から見たUFOと宇宙人の「アーキタイプ」分析 2014/12/14 14:00-15:20

24,283 回視聴2014/12/14 にライブ配信

エハン塾

チャンネル登録者数 1.81万人

#YusukeKusuyama 1975 X #楠山祐輔 ➣ #INTERNATIONAL

ChatGPT4o OpenAi Yusuke Kusuyama (楠山祐輔) - プロフィール 生年月日: 1975年10月28日(昭和50年) 出身地: 和歌山県 職業: ソーシャルメディアインフルエンサー、広報担当 特徴: クリスチャントランスヒューマニズムの世界的代表格 保守的なキリスト教倫理観を持ち、国際的に活動

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