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福山雅治【革命】歌詞の意味考察!
なぜ私が変わるべきなの?
正解と確信を導き出すための戦い方を解き明かす
福山雅治のデビュー30周年の節目の年に発売されたオリジナルアルバム「AKIRA」の中に収録された「革命」は、2021年に公開された福田雄一監督の映画作品「新解釈・三国志」の主題歌としても知られています。今回はそんなメモリアルな一曲の歌詞について深く考察しています。ぜひ最後までお読みください。
「革命」は映画新解釈・三国志の主題歌 個性的なメロディラインと福山雅治の独特の感性に注目
話題の映画とのタイアップ
「革命」は2020年に発売された福山雅治の12作目のオリジナルアルバム「AKIRA」の中に収録された1曲です。
「AKIRA」に収録された楽曲は17曲の内、32作目のシングルCDとしてリリースされています。
「聖域」以外の16曲は全てCDに初めて収録されており、「革命」もそのうちの1つに数えられているのです。
福山雅治は映画やドラマに数多くのタイアップ作品を送り出してきました。
「革命」は話題となったコメディ映画「新解釈・三国志」のタイアップ曲として知られています。
福田雄一監督がメガホンを取ったことで話題となった映画のためCMなどで耳にされた方も多いことでしょう。
「新解釈・三国志」は魏・呉・蜀の3国が争う時代に生きた武将たちの運命をコミカルに描いています。
映画の主題歌として物語を力強くそして物悲しく演出し、物語の中に観客を引き込んでいくのです。
今回はそんな「革命」の歌詞の意味について考えてみました。
目の前の困難にそれでも進んでいく、というメッセージと「革命」によって何を変えたいのか。
福山雅治の世界観を歌詞から読み取っていきます。
俳優としてミュージシャンとしてデビュー以来マルチな才能を発揮し続ている福山雅治。
どのようなかかわり方であったとしても、その作品は話題となり注目を集めています。
そんな福山作品の魅力とは一体何なのでしょうか。
それは常に挑戦をし続ける姿にあるのです。
国内のみで充分な販売シェアがあるにも関わらず精力的に海外公演を行うだけではりません。
女性ファンの多い福山雅治ですが、時に男性ファン限定のライブを行うことで知られています。
目の前の客を喜ばせるだけではなく、前向きに挑戦する姿勢を見せていき新たな魅力が更新されているのです。
「革命」の歌詞もそんな福山の世界観が存分に表現されています。
人の行く末の際限とは
私は行く
私の果て
この生命の
宿命の果てまで
出典: 革命/作詞: 福山雅治 作曲: 福山雅治
「革命」のメロディは、悲しげなピアノの伴奏と静かな歌いだしで始まります。
命の宿命の果てまで行くという重大な決意とは裏腹な表現です。
私の果て、この命の宿命の果てという歌詞が出てきますが、一見すると同じ意味あいの日本語に見えます。
ここでの命の宿命の果てとは、自身の物質的な運命、つまり命の終わりを指していると考えられるでしょう。
では、最初の私の果てとはどのような意味なのでしょうか。
この言葉は進んでいく自身の力の限り、つまり私の限界、などの言葉に置き換えられるのです。
つまり「私」は力の限り、命が終わるまで進み続けるという解釈をすることができます。
これは「私」が死ぬまで戦い続ける人生を送る、などの静かな決意を表現する歌いだしです。
今自分が生きる時代に向き合って生きていくという歌詞は、映画の主題歌としてマッチしていると感じられます。
なぜなら「革命」は戦乱の時代に生まれた英傑たちの物語と同じように、人の生き方を語っているからです。
自身の生まれた意味は何なのか
何のためにこの時代に
生まれ来たのか
出典: 革命/作詞: 福山雅治 作曲: 福山雅治
自身がなぜこの時代に生まれたのか、人生100年時代ともいわれる世の中で思慮を巡らせている方も多いでしょう。
生まれた日は選べませんが、どのように生きていくかは、今の時代を生きている自身でしか選択ができません。
実は「革命」が収録されている福山雅治のオリジナルアルバムには秘密が隠されています。
「AKIRA」というタイトルは、福山雅治が17歳の時に他界した、実父の名前であるといわれているのです。
1990年にデビューし30周年を迎える節目の年に発表したアルバム。
福山が17歳の時に他界した父の死と向き合っているかのようです。
“死生観を描く”というところにフォーカスを絞っている。と「AKIRA」の特設サイトで本人が語っています。
自分以外の人物の死と真正面から向き合うことで、自らの運命を悟ることもあります。
もしかしたら福山雅治も歌詞の中にそういったメッセージを込めているのかもしれません。
困難に立ち向かう心
「態度を変えよ
我々に従え
逆らうなら
排除してしまうまで」
支配するのか?
同調圧力で
だが心は叫ぶ
屈してはダメだと
出典: 革命/作詞: 福山雅治 作曲: 福山雅治
前半のセリフのような囲いは誰からの言葉なのでしょうか。
歌詞からは逆らうものに制裁を加えると言わんばかりの高圧的な様子が読み取れます。
後半はそうした力に屈しては駄目だと自身を諭している様子が伺えます。
そして注目するべきは「同調圧力」で支配するという一文です。
同調圧力とは特定のグループで少数派に対して多数派に合わせるように意見を誘導していく力のことになります。
つまり、ここでの「支配者」とは特定の人物ではありません。
多数派の声をまるで正義の声であるかのように振る舞う方々のことを指しているといえます。
現実の世界でも、暗黙の内に多数派の意見に流されていく場面を体験した方も多いでしょう。
しかし、「革命」の歌詞では多数派や少数派ではなく、自身の心の声に従うようにと、己を奮い立たせているのです。
「革命」によって何を変えるのか自身に問いかける
さあ風よ吹け さあ風となれ
私よ今 私に革命を起こせ
本当の声を 本当の言葉で
私だけが 私を変えられるのだと
決断の瞬間は いつだって怖くって
それでも自分に 嘘はもうつけない
出典: 革命/作詞: 福山雅治 作曲: 福山雅治
歌詞の中で最大の見せ場となるサビ部分ですが、ここで曲調が少し変わります。
曲の冒頭は静かに導入をしていきBメロでブラスの伴奏が入っていくのです。
サビではロックバラードの様なゆったりとしたボーカルラインに加え、力強いドラムがメロディを先導します。
歌詞の中でも力強い言葉が並んで、聞きごたえのあるサビです。
タイトルでもある「革命」は世間を変えることではなく、自身を変えるものであると読むことができます。
本当の声を本当の言葉でという部分は、Bメロでも表現されているのにお気づきでしょうか。
他の人に変えられるのではなく、自ら変わっていくのだという決意を改めて歌詞にしたためられています。
変化は恐ろしいが、自らを信じて決断をする
サビの前半では、力強さを「風」という言葉で表現し、自らの言葉で自身を変えるという前向きな表現です。
しかし後半は一転して、「決断の怖さ」という言葉で挑戦することがいかに困難か、という内容になっています。
サビ中の曲調も前後半で分かれ、後半のサビ部分ではドラムとメロディが同じアクセントを刻むのです。
踏みしめるような表現をすることで、より言葉の一つ一つを強調しています。
サビの最後では、「それでも嘘はつけない」、という言葉で絞められているのです。
今までのサビは「本当のことをいう」、「真実の言葉で変える」などと表現をしていました。
しかしサビの最後だけ「嘘はつけない」という否定の言葉遣いとなっているのです。
これは、己を変えるのだという意識を持った時点で、人は変化をしているという意味にとらえられるのです。
実は「今まで怖くて言えなかった、変えられなかった」ということが「出来なくなった」。
つまり自身の中で小さな変化が起きているという表しかたをしています。
時代は過去から未来へと続いていく
今日の正義が
明日は悪になったり
誰かの希望が
誰かの絶望になったり
時代は動く
目撃者ではなくって
ただ自分が動く
当事者になれるか?
出典: 革命/作詞: 福山雅治 作曲: 福山雅治
2番のBメロは対比の表現が多用されています。
代表的な部分は”正義が悪に、希望が絶望に”という箇所です。
そしてそれらの変化は長い期間をかけずに訪れることがあり、誰にでも起きうる変化であると読み取れます。
善悪の判断は時にあいまいな場合があり、良かれと思ったことで思わず攻められたりするのです。
こちらは相手の立場で話をしたと思っていても、逆に相手を怒らせてしまうということがあります。
1つの価値観に縛られてしまうと、本当に正しいことを見失ってしまいがち。
「革命」の2番の歌詞ではそうした風潮に警鐘を鳴らす側面もあるのではないかと考えられるのです。
さらに後半では、変化する時代に対して、自身が当事者になれるかどうかという問いかけをしています。
他人任せではなく、己で時代を変えていくのだというメッセージが感じられることでしょう。
自分に闘いを挑めるのは自分だけしかいない
さあ旅出とう さあ新世界へ
私よ今 私に戦いを挑め
恐れながらも 迷いながらも
振り返るな そこに答えはないのだろう
いくつの失敗と いくつの間違いが
ひとつの正解へ ひとつの確信へ
変わる
出典: 革命/作詞: 福山雅治 作曲: 福山雅治
1番のサビでは「革命を起こす」という表現が、2番では「旅立つ、戦いを挑む」という表現になっています。
これは1番のサビの後半にもあったように、すでに小さな革命が起きているのです。
それが”立ち止まらずさらなる挑戦をする”という力強さを感じさせてくれます。
例え失敗をしたとしても、その失敗が自身の中で正解や確信へ変わっていくという思いが直に伝わってくるようです。
未来を知るためには経験が必要
裏切りも知った
憎しみも知った
だけどその方法では
未来は無いと知った
(中略)
世界が変わるんだ 私が変われば
想像を超えるんだ 私を超えるんだ
出典: 革命/作詞: 福山雅治 作曲: 福山雅治
最後はCメロと締めの部分に触れていきます。
Cメロでは今までの経験では、未来は切り開けないという理解を表現です。
これは「革命」という楽曲の中で核をなす重要な部分になります。
なぜ「革命」を起こすのか。
それは自らの中で次のステップに進むためには、現状に満足してはいけない。
つまり自身を変えていくしかない。ということに他なりません。
その決意が曲の締めくくりである、想像を超え、己を変えることが結果として見ている世界を変えていく。
という部分に集約されていきます。
「革命は」福山雅治の死生観や未来の生き方をさらけ出した、まさに魂のこもった楽曲といえる作品です。
言葉の意味をかみしめながら聞いてみると新たな発見があるかもしれません。
ぜひ改めて聞いてみてください!
続いて「YOUTUBE」です。
福山雅治 - 革命 〈30th Anniv. ALBUM LIVE 「AKIRA」〉(Short ver.)
222,362 回視聴
2021/06/13
福山雅治 Official
チャンネル登録者数 28.6万人
2020年12月27日に開催された福山雅治初のオンラインライブ
<FUKUYAMA MASAHARU 30th Anniv. ALBUM LIVE 「AKIRA」>
━━ Blu-ray&DVD 2021.7.28 RELEASE━━
説明
2020年12月27日に開催された福山雅治初のオンラインライブ
<FUKUYAMA MASAHARU 30th Anniv. ALBUM LIVE 「AKIRA」>
━━ Blu-ray&DVD 2021.7.28 RELEASE━━
▼アーティストオンラインショップ「アスマート」限定販売
https://www.asmart.jp/fukuyama_akr003
<作品情報>
●通常版 Blu-ray/DVD
仕様(DVD&BD共通):トールケース+ブックレット(歌詞カード/24P)
※ブックレットはトールケースに封入
Blu-ray(1枚組)
【価格】¥4,950(税込)
【収録内容】 本編(アンコール含む)(142分)+ドキュメント映像(16分) 合計158分収録
DVD(2枚組)
【価格】¥4,950(税込)
【収録内容】 DISC-1: 112分(本編112分) DISC-2 46分(本編30分+特典16分) 合計158分収録
▼「通常版」購入ページはこちら
https://www.asmart.jp/p_90025228
<収録内容>
AKIRA
煌
暗闇の中で飛べ
革命
Popstar
漂流せよ
トモエ学園
失敗学
甲子園
ボーッ
心音
幸せのサラダ
1461日
聖域
いってらっしゃい
零 –ZERO–
始まりがまた始まってゆく
彼方で
-ENCORE-
Dear
恋の中
Making of 30th Anniv. ALBUM LIVE AKIRA
Official Site:https://www.fukuyamamasaharu.com
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ライフストリーム
Dr.Luke's Kingdom Fellowship:キングダム・フェローシップ
チャンネル登録者数 1140人
Our King Victorious
973 回視聴
2015/07/04
Kingdom Faith - トピック
チャンネル登録者数 173人
説明
Provided to YouTube by Awal Digital Ltd
Our King Victorious · Kingdom Faith · Kingdom Faith
Jesus : Lord Of All
℗ Kingdom Faith
Released on: 2007-04-30
Auto-generated by YouTube.
福山雅治【革命】歌詞の意味考察!
なぜ私が変わるべきなの?
正解と確信を導き出すための戦い方を解き明かす
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