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トラック輸送可、超小型の原子炉
三菱重工30年代にも
地下に設置、事故リスク減
2022年4月18日 14:30
三菱重工業はトラックで運べる超小型原子炉を2030年代にも商用化する。
電気出力は従来の100万キロワット級の原子炉の2000分の1で、災害地域などでの脱炭素電源としての活用を見込む。
小型原発は地下に埋めることができ、事故のリスクを抑えやすい。
世界的な脱炭素シフトで原発を見直す動きが広がる中、「小型化」技術の裾野が広がってきた。
開発するのは「マイクロ炉」という原子炉。電気出力は最大500キロワットを想定する。
100万キロワットを超える従来の原子炉だけでなく、同社が開発する小型原子炉(30万キロワット)に比べて大幅に小さい。
トラックのコンテナの中に原子炉や発電設備が収納できるサイズで、高さが約3メートル、幅が約4メートル、重量は40トン未満を想定する。
へき地や災害地のほか、宇宙に運び電源として使うことも想定する。国内外の許認可を経て、早ければ30年代の商用化を目指す。
これまでの原子炉に比べ、人の生活圏内の近くで稼働するため、安全性も一段と高める。
マイクロ炉ではカプセル型容器に炉心や冷却材などすべての機器を入れ、密閉性を高めた。
ウランの濃縮率の高い燃料を使うことで燃料交換せずに25年前後運転する。
なくなれば原子炉ごと回収する仕組みで、メンテナンスの必要性も極力なくす。
地下に設置することで、災害やテロへのリスクを抑えることもできる。
原発事故になるリスクが高い冷却材の喪失に伴うリスクも抑える。
従来の液体でなく、固体である黒鉛系の高熱伝導体を採用。
炉心の周囲を包むように配置し、稼働時は炉心の熱を伝える役割を果たしながら、事故時には外部の温度で自然冷却する機能も持たせる。
建設コストは数十億円を想定し、既存の原発(120万キロワットで6000億円規模)から大幅に低い。
1キロワット時の発電コストは
既存の原発(10円強)よりは高いが、離島の電力コスト(20~30円)並みに抑え、
へき地などで経済性のある脱炭素電源として
活用できるようにする。
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専守防衛or積極防衛2
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報道の闇 三菱重工が超小型原子炉を
2030年代にも商用化!トラックで輸送可能
20220420
トラック輸送可、超小型の原子炉
三菱重工30年代にも
地下に設置、事故リスク減
2022年4月18日 14:30
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