#ベイツメソッド - #進化 ⁉︎ #視力 の #可塑性

「地上に在るほら吹きの星」様より

シェア、掲載。


ありがとうございます。

感謝です。


0.1以下からの視力回復 これが本当の視力の仕組み 前編

2022年05月05日


本編が長くて読んでられないという人のために結論だけ書いておきます。


ハロルド・ペパード博士の3秒に一回 瞬きをするを試してみてください。

1日5分 できれば意識して続けてください。

(-14.5の強度近視の場合、すぐ明るさに変化を感じましたがそれより弱いと少し根気がいります。)

次に、眼の周りのマッサージ(ツボ押しやリンパマッサージ)

これで、少しでも効果を感じたら、メガネ・コンタクトの度数を無理なく弱めてください。

理由については、本編になります。

関連

メガネはずしたら、視力が回復したのはうちのブログだけじゃないですよ

【体験談】メガネをはずしたら視力が回復した話!①

https://kusama-jiyucho.com/health/9809/

ここだけ読めばわかる簡単なまとめ

世界は、可視光と物質光(色) つまり光

その光をどう処理しているかというと、TVやスマホと同じ原理

メガネ・コンタクトは、光の増幅装置であり、ドットと同じく光点を小さくすることが重要

解像度を上げる事は、色の識別能力向上につながる。

視力が低下する主な理由は、瞬きの低下とメガネ・コンタクトの使い過ぎ

今までは、錐体細胞は色を識別する能力を持ち明るい所で働き、桿体細胞は、暗い所で働くとされてきたが、実際は、錐体細胞が、色(物質光)の識別つまり視力を司り、桿体細胞が明暗の制御(暗い時にロドプシンで光を増幅、明るい時にアレスチンで光を抑制)

近眼の人は、固定されたアレスチンによって、光が減衰された状態。

ゆえに、暗くて見えない、メガネ・コンタクトで光を増幅させてみている。

片目より両目の方が見えるのは、両目の焦点合わせで、光を増幅させてみているから。

やるべき事は、3秒に一回瞬きをする、眼の周りのマッサージ、なるべくメガネ・コンタクトはつかわない。(無理なら度数を弱める)

(まばたきとマッサージは毎日 基本5分 まばたきは気が付いた時なるべく意識する。プールで水中眼鏡を使っての3秒まばたきの効果は絶大)

強度近視の場合、光に対するマヒの回復には現時点で自然回復しかない為、何年か掛かると思いますが、普通の人より悪い分3秒に1回のまばたきとマッサージを続けるだけで、効果は実感できると思います。

視力について

近眼・老眼・乱視・遠視とはなにか

光について基本的な3つの知識

人間の眼の仕組み

脳の解像度とは

なぜメガネ・コンタクトで見えるようになるのか?

眼の仕組み

明順応・暗順応

錐体細胞 桿体細胞

明暗制御

眼の仕組み

遠視・老眼・スマホ老眼・隠れ近視・乱視について

遠視・老眼の原因

スマホ老眼・隠れ近視の原因

乱視の原因

まとめ

視力を回復するためにやるべき事

専門用語については、ネットで得た半端知識なので、使い方の間違いがあるかもしれません、あと管理人の造語が出てきます、あしからず ご了承ください。

視力について

近眼とは、主に、中心視力が下がった事と眼の明暗の制御、両眼の焦点合わせ(より目)の問題

老眼は、眼の明るさ制御の力が弱まったのが主な原因

スマホ老眼とは、より目が癖になった事よる筋肉疲労

乱視は、脳が光を忌避し、水晶体を分厚くするから

モノが2重に見えるのは、角膜と水晶体の焦点のブレ

強度近視は、メガネやコンタクトの明るさを基準に、眼が明るさを制御し対応した為。

と、あえて言語化するとこうなるが、現状の分類の仕方が間違っている。

正確に言うと、メガネ・コンタクトを作るのに適した分類である。

言ってみれば、視力を数値化できてしまったからこそ、本質が見えなくなった。

人間は、明暗に対応し、遠近両方に対応する視力を持ち、ブレを自動で修正する高度な視覚システムを身につけた。

だが、高度ゆえにバランスを崩すと、ズレに合わせて悪化し続ける残念なシロモノ。

光について基本的な3つの知識

基本的な部分の3つ(可視光と物質光、明るさ、拡散光)だけ説明する。

まずは、可視光と物質光

可視光とは、太陽の光と蛍光灯やライトの人工の光である。

物質光とは、物体が反射した光、簡単に言うと色。


つまり、人間の見ている世界は、光の世界と認識してもらえばいい。

明るさ

これを通常の視界とする。


中略


人間の目は、明るすぎても、暗すぎてもダメ

明るすぎると眩しくて白っぽくて見えない、暗ければ黒くて見えない。

日差しが明るすぎると感じると手をかざすか、目を細め慣れるまで待つ。

誰でも感覚的にわかる常識だが、重要な要素である。

拡散光

管理人の造語である。

この拡散光が、視界がボヤける原因である。

拡散光の前に、膨張色(進出色)と収縮色(後退色)について説明する。

簡単に言うと、同じ大きさでも色によって大きく見える色と、小さく見える色がある。

同じ大きさでも、大きく見える色が、膨張色(進出色)

赤・黄色・橙の暖色

同じ大きさでも、小さく見える色が、収縮色(後退色)

青、青紫などの寒色

明度が高い色(明るい色)が、膨張色(進出色)

明度が低い色(暗い色)が、収縮色(後退色)


ちなみに、虹の色は、内側から紫・藍・青・緑・黄・橙・赤の7色


中略


黄色と橙、紫・藍はわかりにくいが、色の境目に一応ある。

光が内側から外側に向かって、虹の順番と同じく紫・藍・青・緑・黄・橙・赤と拡散している。

つまり、赤が膨張、紫が収縮しているわけではなく、全ての色が膨張している。

膨張の度合いが大きい順に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫となる。

最初に説明したように、色(物質光)は反射した光。

(例に挙げたのは可視光であるが、物質光と名称は違えども、同じ光であり、性質は同じ。)

全ての色が膨張して見える原因は、全ての物質光が拡散しているからである。

ただし拡散しているので、直接眼に入る物質光より、非常に薄い光である。

この薄い光で見えにくい世界が、近視の人が見ているボヤけた世界を見せている。

管理人は、この物質光の周りの薄い光を拡散光と名付けた。

まとめると、近眼の人がみるボヤけた世界は、拡散光が原因

1.人間の見ている世界は、光の世界

2.明るすぎても暗すぎてもダメ

3.近眼の人がみるボヤけた世界は、拡散光が原因

おそらく大半の人は、理屈はわかった、だがなんとなく納得がいかない状態であろう。

言語化すると、このような疑問になる。

通常視力の人は、ボヤけた世界を見ることはない。

近眼の人も、メガネ・コンタクトで、矯正するとボヤけが見えなくなるのはなぜか?

これから、順番に説明する。

人間の眼の仕組み

人間の視覚の仕組みとは、

TV・スマホの画面構成と同じ仕組みなのである。


人間の見ている世界は、光の世界

TV・スマホの画面も、細かなライトの集まり。

違いは、人間の見ている世界は、可視光と物質光

TV・スマホは、可視光のみ

人間にとっては、可視光も物質光も同じ光、自ら光っているか、反射してるかの違いだけである。

TV・スマホは、画素(画素の密度を数値化したのが解像度)と明るさを調整されることで、映像を認識する。

人間の視覚も、同じ仕組みであり、ここでは、人間に当てはめて、画素を光点、解像度を脳の解像度・明るさ調整を明暗の制御とする。

まずは、解像度から説明する。

光の大きさは、どのくらいであろうか?

最小単位は、光子とする。

少なくとも、人間が観測できる大きさではない事は確かである。

これを前提に考える。

光子が集まって、脳が捉えられる大きさを光点とする。

人間は、この光点の大きさを基準に、TV・スマホの画面と同じく映像化している。


中略


ドットで区切って、色分けして表現したドット絵は、脳が、目に映る映像を光点で区切って、物質光(色)で捉えている視界と、原理的に同じなのだ。

簡単に言うと、近眼と通常視力の人との違いは、光点の大きさを脳がどうとらえるかの違い。

近眼の人は、光点を大きく認識し、通常視力の人は光点を小さく認識している。

今回説明したドット絵の場合、解像度で数値化するが、人間の眼の場合は光点が構成要素、ゆえに、脳の解像度とした。


ここで、また疑問が出てくるであろう。

我々は、生まれた時から近眼だったわけではない。

大人になるにつれ、近眼になった。


近眼の人がみるボヤけた世界は、拡散光が原因

脳が捉えられる光、光点も光と同じ性質を持つ。

つまり光点の周りにも、拡散した光、拡散光があるのだ。


中略


これを物質光に置き換える、脳が真ん中だけを光点として一生認識してくれれば、視力が悪化することはない。

だが問題が一つある、脳科学では、脳は可塑性があるというのだ。

これは、脳とは変化しやすいという意味。

順を追って説明する、光点は見ている人が認識できるギリギリまで小さい。

脳が認識している光点の大きさが、仮に0.1㎛とすると、その拡散光は0.05~0.1㎛

しかも、光点の拡散光は、同じ色である。


中略


近視は回復する。

まとめると、脳が光点をより小さく認識できれば、いわゆる近視は改善する。

脳の解像度を正常視力まで上げれば、光点は極小になる、つまり拡散光の影響もほぼ感じない。

つまり、必要なのは脳が光点の拡散光をカットする方法。

これは、ウィリアム・ホレイショ・ベイツ博士のベイツ理論の流れをくむハロルド・ペパード博士が提唱した「五大基礎訓練」その一つ。

まばたき を 3秒に1回行なう。

これだけである。


なぜこれだけで、光の識別能力が上がるか説明する。


人間は脳で最初に強い光を基準に映像化する。

次に、拡散光まで映像化するのに約3秒かかるのだ。

3秒以内に瞬きすれば、拡散光をカットできる理由である。

瞬きについて解説する。

効用の一つは、眼の表面をうるおす事。

その場合、20秒に1回で十分とされている。

参考までに、 健康な人の瞬きの回数 3秒に1回

つまり、脳の解像度の低下を防ぐには、これだけの回数が必要だと本能が知っているのだ。

ちなみに、コンピューター作業中は瞬きの回数は 12秒に1回

なぜ、コンピュータを使うと瞬きをしなくなるのか?

ポケモンショックという事件があった。

原因は激しい光の点滅を断続的に見たことにより、光過敏性発作が引き起こされたためとされる。

コンピュータの光を見ながら、瞬きをするのは、点滅を見るのと同じ。

(実際に、画面を見ながら瞬きをやると頭がクラクラするので、注意。)

脳は、負荷軽減の為に、瞬きをしなくなり、光点をより大きく認識するようになる。

これが、コンピュータやスマホを使うと眼が悪くなる理由の一つである。

まとめると

脳の解像度を上げるには、

脳に光点の拡散光をカットした光点を認識させる事。

有効な手順は3秒瞬きだが、さらに効率を上げる方法を発見した。

プールで水中眼鏡を使い3秒瞬きする事である。

(体感的には地上での10倍回復効果を感じた。

逆に言うと、普通の三秒まばたきは、脳の可塑性のせいか、

ある程度回復すると効果を感じにくくなる。

おそらくこれが、3秒まばたきが視力回復の手段として、一般化しなかった理由。)

なぜ水中での効果が高いのか。

水の色は何色?

https://www.apiste.co.jp/contents/water/chapter02.html

水の分子が黄色や赤色の光を吸収するからです。

つまり光の拡散の度合いの差が少なくなるからである。

付け加えると、度数を落としたメガネ・コンタクトでも同じことができるはずである。

(こちらは、後述する。)

次に、なぜメガネ・コンタクトを使うと視力が上がるのか?

3.近眼の人がみるボヤけた世界は、拡散光が原因

脳が、光点①を拡散光を含めた大きい光点②と認識し、これを繰り返し続けたから、ボヤけがひどくなったと説明した。

つまり、脳に光点とその周りの拡散光を区別させる必要がある。

脳が光点の集まりを、大きい光点と拡散光と認識しているが、実際はその光点も、小さい光点の集合体である。

これをはっきり区別させる方法は、もっと強い光を当てて、脳が認識できる最小の光点を、脳に認識させる事である。

メガネ・コンタクトはあくまでレンズ、別な言い方をすると光の明るさ増幅装置である。

つまり、メガネ・コンタクトは、一時的に視力を出すことは可能であるが、強い光に脳が視神経をマヒさせてしまう、その結果より度の強いメガネ・コンタクトが必要になる。


0.1以下からの視力回復 これが本当の視力の仕組み 中編

2022年05月05日


眼の仕組み

次に、人間の眼の仕組みから説明する。

眼の角膜、水晶体を通った光が、網膜に集約される。


どこに集約されるかというと、網膜内部にある中心窩である。


中心窩で見る視力を中心視力という。

中心窩以外で光があった場合の視力を中心外視力という。

(以下、>はネットから引用の意味)

>中心外視力は中心視力に比べると非常に不良で、「中心窩」からわずかにズレるだけで視力は大きく低下します。中心窩から視線が2°外れると視力は1.2の人の視力が0.4、 5°ずれれば視力は0.1に下がります。

>普段それをあまり意識せずにすんでいるのは、見ようとするところに瞬時に、無意識に視線を向けて、見ようとする対象に黄班部中心窩をあわせているからです。

簡単にまとめると中心窩に光を当てないと正常な視力が出ない。

次に、なぜ中心窩に光が当たると見えるのか?

まず、錐体細胞と桿体細胞について説明する。

>網膜には桿〔かん〕体細胞、錐体細胞の2種類の視細胞があり、 この細胞を通じて視神経経由で視覚情報が大脳に送られ、視覚となる。 桿体細胞は暗所で機能する。光に対する感度が高い。錐体細胞は、明所で機能する。 光に対する感度は低いが色彩の識別が可能である。

>人間の中心窩の大きさは直径1.0 mm程度であり、錐体細胞の密度が高い。中心窩の中心を中心小窩(foveola)とよび、大きさは直径0.2 mm程度であって、錐体細胞のみが存在し、桿体細胞はほとんど存在しない。

まとめると、中心窩には中心小窩というものがあり、錐体細胞のみが存在する。

中心窩で見る視力を中心視力

錐体細胞は、光に対する感度は低いが色彩の識別が可能

桿体細胞は、光に対する感度が高い。

中心窩の中心を中心小窩には、錐体細胞のみが存在。

ここでは、これだけ理解してくれればいい。

これまでの話を総合する。

中心窩に光を当てないと正常な視力が出ない。

という事は、

中心窩の中心小窩にある錐体細胞に光を当てる必要がある。

錐体細胞は、光に対する感度は低いが色彩の識別が可能とは、

錐体細胞は、色の識別能力を司る。

脳の解像度で、説明したが、

脳の解像度が上がると色の識別能力は上がる。

色の識別能力を高める事は、脳の解像度を上げる事でありモノが細かくハッキリ見えるようになる。

(人間が見ている世界は、可視光と物質光(色)による光の世界、色を識別することは、見ている世界を識別する事であり、色の識別能力≒脳の解像度となる。)

中心窩で見る視力を中心視力というので、

脳の解像度の数値は、医学でいう中心視力の数値となる。

ここでは以降、中心視力≒脳の解像度とする。

そして、この中心視力こそが、実質的な視力である。

この中心視力を100%力を発揮させるのに、必要なのが明暗の制御。

2.明るすぎても暗すぎてもダメが重要な理由である。

次に説明する。

明暗の制御

最初に、この明順応・暗順応について理解が必要である。

以下ネットからの抜粋

暗順応と明順応

>明るいところから暗いところに移動したとき、最初は何も見えませんが、徐々に“眼が慣れてくる”という感覚を味わった経験は皆様お持ちだと思います。これは作用する視細胞が、錐体から桿体へ切り替わることによって起こる現象で、「暗順応」といいます。またその逆は「明順応」です。明所視では桿体細胞内のロドプシンという物質が分解され、暗所視ではこの逆のことが起こります。そのため、明順応は40秒~1分で完了するのに対し、暗順応は30分~1時間かかってしまうというのも特徴です。

>明所から暗所に移ると、はじめはものが見えないが、やがて見え始める。この過程を暗順応といい、30分ほどで完了する。逆に暗所から明所に移った時のまぶしさに慣れる明順応は1分ほどで完了する。明暗順応により、網膜の感度は100万倍にも変化する。この暗順応と明順応は、視細胞の外節に含まれる視覚色素が、分解されたり再合成されたりする過程に密接に関係している。杆状体に含まれる視覚色素はロドプシン (rhodopsin) とよばれ、ビタミンAから作られるレチナールと、オプシンというたんぱくからなる。ロドプシンに光があたると、そこに含まれるレチナールの構造が変化してオプシンから離れるが、それを再びロドプシンに合成するのは色素上皮細胞の役割である。ビタミンAが欠乏すると、この合成が阻害され暗所での視覚が弱る夜盲症 (nyctalopia) となる。光の強弱の変化に対して、虹彩は瞬時に瞳孔の大きさを変えて、網膜に届く光の量を調節する。虹彩には、瞳孔を開く瞳孔散大筋と、瞳孔を閉じる瞳孔括約筋の2組の平滑筋があり、前者は交感神経、後者は副交感神経の刺激によって収縮する。瞳孔の直径は最大で2.2倍ほど変化し、光の量を5倍ほどに増減するが、網膜自身の順応能力にははるかに及ばない。

我々は、暗い所より、明るい所に出た時、まず目を細める、しばらくすると目が慣れる。

これを改めて説明する。

明順応は40秒~1分で完了する。

とあるが、目を細めた時点で見える・・・なぜか?

まぶしくても、明順応が起きる前に、目を細めて見える理由。

中心窩に光を当てないと視力が出ない。

中心窩には中心小窩というものがあり、錐体細胞のみが存在する。

錐体細胞は、光に対する感度は低いが色彩の識別が可能

感度は低いとは、強い光に耐えられる事。

錐体細胞が、視力を司るので、中心窩に光が当たれば視力は出る。

つまり、錐体細胞は、視力を司り光に対し強い耐性がある。

以上を踏まえて考える。

近眼の人も、目を細めた方がよく見える。

みな子供の頃から、目を細めると目が悪くなる原因になるから、目を細めるなと言われてきた。

だが、本当にそうであろうか?

近眼の人が目を細めると見えるのは、中心窩に光を当てる為。

だが、眩しいわけではない。

メガネ・コンタクトをすると、鮮明に感じる事と比較するとむしろ暗い。

さらに、思い出して欲しい。

メガネ・コンタクトは、明るさ増幅装置である。

錐体細胞は、視力を司り光に対し強い耐性がある。

これを踏まえて、桿体細胞について説明する。

桿体細胞は、光に対する感度が高い。

明所視では桿体細胞内のロドプシンという物質が分解され、暗所視ではこの逆のことが起こります。

そのため、明順応は40秒~1分で完了するのに対し、暗順応は30分~1時間かかってしまうというのも特徴です。

光に対する感度が高いという事は、光に対して弱いという事。

さらに、

>光受容感度の低下(順応)

桿体細胞が長時間光刺激を受容し続けていると、桿体細胞の感度が低下し、光刺激に順応することが知られている。その機構にもアレスチンが関わっていることが知られている。

感度が低下、光刺激に順応つまり、

桿体細胞は、長時間光刺激を受けづつけると、アレスチンが固定化し、恒常的に光刺激を減衰する。

さて、

>桿体は暗いところで物を見る際に働き、錐体は明るいところで物を見る際に働く。

と今まで常識とされてきたが、本当だろうか。

すでに、錐体細胞は、脳の解像度≒中心視力を司っている事を説明した。

ならば、桿体細胞は?

2.明るすぎても暗すぎてもダメ

を踏まえると、明暗の制御を行っているのではないか。

暗い所で、ロドプシンが発生して見えるようになるなら、その役割は明るさ増幅。

ゆえに、そのまま明るい場所に行くと目を傷める、ゆえに光に当たると分解される。

桿体細胞を調べてみると、>光受容感度の低下(順応)

に、アレスチンが関係あるという。

ロドプシンの発生を阻害し、光刺激に順応させるとある。

これは、紫外線に対するメラニンと同じ役割なのではないか。

つまり、アレスチンが明るさに耐性をつける。

光を浴びても、明るさを感じなければ、暗く見える。

近眼の人は、暗くて見えないから、錐体細胞に必要な明るさを求め、物体に(物質光の光源)目を近づける。

桿体細胞が眩しさを感じ、アレスチンを反応させ、光に長時間浴びる状況が続くとアレスチンが固定化し、恒常的に明るさを減衰するようになり、今までと同じ明るさを暗く感じるようになる。

結果、今までの光だと見えなくなり、さらに眼を近づけるの繰り返し。

人間が紫外線に対し、まず肌が一時的に赤く変化し、時間が経過すると黒くなり肌を守ると同じ事が起きていると考える。

(なお、固定化されたアレスチンも、長時間強い光にさらされなければ回復する。

これも、人間の肌と同じ理屈と思わえる。)

つまり、桿体細胞の役割は、明暗の制御

暗い所では、明かりを増幅させるロドプシンを発生させて、視力を得る。

明るい場所では、強い光を抑制するアレスチンを発生させ、適正な明るさにする。

アレスチンは、強い光にさらされづつけると固定化し、恒常的に光を減衰する。

つまり日常的に、メガネ・コンタクトという光増幅装置を使う事は、当然強い光を浴び続ける事である。

桿体細胞が、ロドプシンとアレスチンで調整した明暗がその人が感じる明るさである。

まとめると、

錐体細胞に光が当たる事で視力が出る。

桿体細胞が、ロドプシンとアレスチンで制御した光が、人間が感じる明るさ。

次に、人間の視界はどうやって明暗を制御しているのか。

光は、近くなら明るく、遠くなら暗く見える。

つまり、遠近(距離)で感じる明るさが違うという事。

大雑把に説明すると、至近距離では、水晶体が対応し、水晶体が対応しきれない距離からは、ロドプシン、アレスチンが明るさを調節する、眼から遠くその人が暗く感じる距離では、より目で明るさを調整している。

これから順番に遠視・老眼・スマホ老眼・隠れ近視と合わせて説明する。


0.1以下からの視力回復 これが本当の視力の仕組み 後編

2022年05月05日


水晶体の仕組み

今までは、水晶体とはカメラのレンズの役割で、遠くを見るときは水晶体を緩ませ、近くを見るときは、水晶体を緊張させるとされてきた。

だが、水晶体の厚さは約4mm前後、眼球の大きさは個人差はあるが、直径24mm前後

厚さの変化はどれだけ意味があるか?


視力の基本は、

中心窩に光を当てないと視力が出ない。

これが第一条件

近くを見る時に、水晶体を厚くさせている。

ここで考えるべきは、なぜ毛様体筋を緊張させる必要があるのか?

眼疲れの原因は、あきらかに毛様体筋を緊張させた結果である。

しなくて見えるなら、しない方がいいはず、ならば、必要な理由がある。

理由は、中心窩に光を当てないと視力が出ない。

と、網膜内の桿体細胞は、光に弱いからである。

これを前提に次を説明する。

1.人間の見ている世界は、光の世界

ここで、色とは物質光、反射した光と説明した。

つまり、眼の近くでモノを見るという事は、光源を目に近づける事、つまりより明るく眩しい。

さらに、3.近眼の人がみるボヤけた世界は、拡散光が原因

拡散光によるボヤケと光にマヒし暗く感じる問題を解消するのに、一番簡単な方法

強い光を当てて、脳が認識できる最小の光点を、脳に認識させる事である。

近視が進み、桿体細胞が明るさを減衰しても、減衰される以上の強い光を当てれば解消する。

つまり、

拡散光と近視の問題解消に、必要なのは強い光

繰り返すが、

メガネ・コンタクトは、明るさ増幅装置である。

要は、視力に必要なのは強い光である。

これを踏まえて、

近くを見る時に、水晶体を厚くする理由は、中心窩だけに強い光を集中させる事、

別な言い方をすると、中心窩外の桿体細胞になるべく当てない事である。

(錐体細胞には、光刺激に対し強い耐性があるので、明るさはそもそも問題ない。)

遠くは、暗くて見えないが、近くは光源に近いため明るい、ゆえに見える。

これが近眼の人が、遠くは見えないが、眼の近くは見える理由。

さらに付け加えると、目を細めると見える理由は、

桿体細胞が制御した光が、人間が感じる明るさ。

な為、つまり近眼の人が、桿体細胞に光を当ててしまうと、固定化されたアレスチンにより、自動的に明るさを減衰し暗く感じてしまう。

ゆえに、眼を細める事は、中心窩外の桿体細胞に光を当てず、中心窩の錐体細胞にだけ光を当てる事であり、結果見えるようになる。

まとめると、至近距離の視力は、

毛様体筋が明るさに合わせて、水晶体の厚さを微調整し中心窩に光を届けている。

遠視・老眼の原因

原因は、明るさである。

ここでは、まずメガネ・コンタクトのレンズについて説明する。

遠視・老眼の人が使うレンズは、凸レンズ(プラス度数レンズ)

近視の人が使うレンズは、凹レンズ(マイナス度数レンズ)

遠近両用は、凸レンズと凹レンズを組み合わせて使う。

調べた所、

凸レンズは、大きく見える。

凹レンズは、光の集約。

眼の近くでモノを見る事は、物質光の反射元である光源に近づく事、つまり眩しくて見えずらい。

遠視・老眼は、眩しくて見えないから、光を集約しない凸レンズで、映像を大きくして、視力を得ている。

以上を踏まえて、遠視・老眼を改めて考える。

遠視は、中心視力は通常範囲であり、桿体細胞の光を減衰する力が弱く眩しく感じると考える。

(中心視力が、通常という事は、近眼用の凹レンズで光の集約をすると眩しくて、見えなくなるという事。)

以上を踏まえての推測になるが、遠視の原因はアレスチンの分泌が弱いと思われる。

次に老眼

老眼の症状を、水晶体が固くなったから、毛様体筋の衰え、瞳孔が縮小する、ロドプシンが減少する、とされた。

たしかに、水晶体と毛様体筋が衰えるのは問題であるが、桿体細胞が耐えられる明るさなら問題ない。

(瞳孔が縮小するのは、中心窩外になるべく光を当てない為、ロドプシンは、暗い場所で見る為の物質。)

検索した所、80代でも老眼にならない人がいるらしい。

ならば老眼になり、光を強く感じるようになったとしても、桿体細胞が明るさに耐えられれば問題ない。

ならば、遠視・老眼の対処方法は

サプリでアレスチンを補給する。

(なお現時点で老眼用にルテインのサプリがあるが、これも桿体細胞が感じる光を抑える為。)

スマホ老眼・隠れ近視

原因は、より目のし過ぎから起きる筋肉疲労である。

まずスマホ老眼とは

>最近、20代、30代の若い人たちのあいだで、「手元が見にくい」「夕方になると物が見づらい」などといった老眼のような症状に悩む人が増えています。

隠れ近視とは、視力表では検査できない近視

実は、スマホ老眼も、隠れ近視も同じ軽い近視である。

拡散光と光にマヒして見えない場合の問題解消に、必要なのは強い光


中略


眼の周りの筋肉は動くための筋肉で、近くを固定するには向いていない。

つまり、スマホ老眼とは、眼の周りの筋肉疲労により焦点が合わせずらくなった状態。

だから、時間がたてば回復する。

隠れ近視とは、視力検査の時に一時的により目で視力を出しただけである。

つまり、スマホ老眼・隠れ近視も、軽い近視である。

有効なのは、眼の周りのマッサージと軽い眼の運動

ただし、眼の運動はやりすぎ注意、手術の必要な事故もあるらしい。

乱視

乱視について調べてみた。

>角膜と水晶体の歪みのことを「乱視」と呼びます。角膜の歪みを「角膜乱視」、水晶体の歪みを「水晶体乱視」と呼びます。

角膜は水晶体の上にあり、瞼の圧迫や筋肉により眼球が変形に合わせて変化するとされている、水晶体の変化は少しらしい。


まずは、近視の人が、2重に見える仕組み

問題は、角膜も水晶体もレンズの役割をする事。

簡単に言うと、焦点が二つ出来てしまう。

角膜と水晶体の焦点が、重なれば問題ないが重なっている人はまずいない。

レーシック手術も、オルソケラトロジーレンズも、この焦点二つを合わせる事で、明るさをあげ視力を出すのである。

近視の人が、裸眼で2重にブレて見えるのは、これが理由。

では、なぜ大半の人は視界が二重にブレて見えないのか?

これは、脳が明るさを判別して、光の弱い方を排除するからである。

原理は、飛蚊症の人が普段意識しない事と同じ。

視界が二重にブレて見える人には、角膜と水晶体の焦点の明るさに脳が判別できるほど差がない。

正確さ 水晶体>角膜 であるが、

レンズとしての角度≒光の集約度 角膜>水晶体 なのである。

普通の人には、問題のない差ではあるが、近眼の人は、桿体細胞が目に入る光を全て減衰する為、明るさの差が少なくなり、脳が違いを判別できない為。


中略


乱視の人の水晶体が変化する事、眼軸が伸びる事、強度近視の人が網膜剝離の危険がある事、光過敏症とストレスと明暗の制御を司る部分が関係ありそうな事を、総合して考えると、脳は光の刺激を忌避しているのではないだろうか。

角膜の一部を厚くし、光を抑える事で、中心窩から少しでも距離を取り、光の刺激を抑えると考える。

他にも、緑内障の原因は、眼球内の房水が増加し眼圧が高まり視神経を圧迫するのが原因とされており、子供がかかる眼軸が伸びる軸性近視というものがある。

これも、房水(水は光を減衰する)を増加する、眼軸を伸ばすことで、少しでも光を減衰させているのではないだろうか。

現状からの予測になるが、アレスチンの分泌に個人差が大きいと思われる。

まとめ

視力悪化の理由は三つ

中心視力の低下とメガネ・コンタクトの使い過ぎ、両目の焦点合わせ(より目)の問題

本当の視力とは、医学用語である中心視力の事である。

中心視力を100%活用するには、明るすぎず暗すぎない明るさが必要である。

中心視力を司るのが、錐体細胞。

明暗の制御を司るのが、桿体細胞。

近眼は、中心視力が下がった事と桿体細胞が強い光に順応した事が原因。

遠視は、桿体細胞が明るさを抑えられず眩しさで見えない状態。

老眼も、遠視とおなじく明るさに対応できない事と眼の筋肉の衰えにより、より目ができなくなった状態。

スマホ老眼・隠れ近視とは、単なる近視、両目の焦点合わせの問題である。

乱視は、脳が光を忌避して、角膜を厚く変化させた為。

視力を回復するためにやるべき事

まず、三秒に一回まばたきをする。

水中でやると効果は倍増する。

眼の周りの筋肉マッサージ、軽い眼の運動でより目を鍛える。

(眼の運動はやりすぎ注意、手術が必要な事故の話がある。)

軽い近視ならば、これだけで回復する。

注意点として、なるべくメガネ・コンタクトを使わない。

どうしても使わざるを得ない場合、

日常生活ができるギリギリまで、度数を下げたメガネを使う。

又は、VRメガネを日常用にしたメガネを使う。

(技術的につくれるはずである。)

0.1以下の強度近視の人も、やるべきことは同じ。

ただ3秒瞬きと違って、光のマヒの回復は時間が掛かる。

度数にもよるが、自然回復だと数年掛かる。

もちろん、固定されたアレスチンの融解薬でもできれば別である。

視力回復に必要なポイント3つ

三秒まばたきとメガネ・コンタクトはなるべく使用しない事、眼の周りのマッサージと軽い運動。

(まばたきとマッサージは毎日 基本5分 まばたきは気が付いた時なるべく意識する)

4つ目を挙げるなら、記録を取る事。

見えるようになった、色が濃くなった、明るく感じた、ブレが少なくなっただけでいい。

個人的な体験談となるが、変化はすぐ感じるが、すぐに慣れてしまう。

見えるようになっても、前から見えていたように錯覚し、効果に疑問を感じた。

メガネ・コンタクトをすれば、簡単に見えるだけに、回復に意味を感じにくく考えてしまう。

これは脳の可塑性、つまり脳は変化しやすい、順応しやすい事に関係していると考える。

関連

脳の解像度について

ネットで、約520万画素で撮影した場合と、約30万画素で撮影した写真

を見たのだが、人間の眼では区別つかない。

拡大して初めてわかるレベル。

https://camera-lf.com/pixels-resolution/

つまり、基本的な数値的に大きく差があっても、一定レベル以上なら見え方に差はでない。

これは、脳の解像度は一定レベル以上ならば、差はあまり出ない事を意味する。

(つまり、視力に大きく個人差が出るのは、明暗制御と両目の焦点合わせの問題。)

より目について

VRを5ヶ月毎日続けて視力が回復 詳しく話を聴いてみた

https://www.moguravr.com/vr-eyesight/

>両目の距離に合わせてヘッドセットのレンズの距離を変更できるIPD(瞳孔間距離)調整機構が搭載されています。お休みさん氏は、自身に合わせて「目一杯広げて」設定、明るさを暗めに設定していたとのことでした。VRプレイ時には眼鏡は着用せず裸眼でプレイしていました。

仮性近視

>偽近視ともいう。悪い姿勢で読書や筆記など過度の近接作業を長時間続行すると,眼の調節を司る筋肉である毛様体筋の緊張が解けず,水晶体の屈折力増加が持続する。この状態を仮性近視といい,この状態が持続する例が学校近視である。ごく一部の一過性のものは,アトロピン点眼や休養で回復することもあるが,多くは真性近視に移行していく。

より目も、目の近くの距離で固定化させる癖がつくと、3m先も焦点が合わなくなるようだ。

1.0以下なら、より目による影響も大きそうである。

つまり、年を取って、近くを見続けた後、遠くに目線をやるとボヤけるというのは、より目で明るさを調節しているから。

眼の筋肉が、こわばっているので、遠くに目の焦点を合わせようとしても視線が固定できない。


続いて「YOUTUBE」です。

Nathan Oxenfeld

チャンネル登録者数 3.73万人

Bates Method 101: Daily Vision Routine

901,856 回視聴 • 2015/08/19 • In this video, Certified Bates Method Teacher, Nathan Oxenfeld guides you through a simple daily vision improvement routine.

All of the practices shown in this video are meant to be performed without wearing any glasses or contacts.

Most of the practices mentioned in this video have their own separate instructional videos, if you search for "Bates Method 101" on YouTube, or visit https://integraleyesight.com/batesmet...

Click Here to get a copy of Nathan's book "Give Up Your Glasses For Good: Holistic Eye Care for the 21st Century" which contains step-by-step instructions for all the practices in this video and more - https://www.integraleyesight.com/shop

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Donations for continued creation of high quality vision improvement videos are humbly accepted at https://paypal.me/integraleyesight/

Click here to listen to The Naked Eye Podcast - https://integraleyesight.com/podcast/

Click Here to listen to The Better Eyesight Podcast - https://bettereyesightpodcast.com/

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Visit http://www.integraleyesight.com/ for more information.

Thank you!

Julia Galvin

チャンネル登録者数 5320人

Charts Part 1, Bates Method natural eyesight improvement

28,795 回視聴 • 2013/04/02 • Part one of a demonstration of the uses of charts for eyesight improvement using Bates Method.

You can use posters and maps as well as Snellen eye charts to practice shifting, swinging, tracing, and edging. This helps to free your eyes from tension and allows them to find a better focus naturally.

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YusukeKusuyama 49 🚹 👨 = 楠山祐輔 → HP - OFFICIAL !!!!!

ChatGPT4o OpenAi Yusuke Kusuyama (楠山祐輔) - プロフィール 生年月日: 1975年10月28日(昭和50年) 出身地: 和歌山県 職業: ソーシャルメディアインフルエンサー、広報担当 特徴: クリスチャントランスヒューマニズムの世界的代表格 保守的なキリスト教倫理観を持ち、国際的に活動

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