「カトリック中央協議会」様より
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日本カトリック司教協議会 会長談話
安倍晋三元総理大臣の逝去に際して
2022/07/11
安倍晋三元総理大臣が銃撃され亡くなられたとのニュースを聞き、驚きと共に悲しみが湧き上がっています。安倍元総理大臣の永遠の安息をお祈りいたします。
いのちに対する暴力を働くことによって、自らの思いを遂げようとすることは、いのちを創造された神への挑戦です。神がいのちを与えられたと信じるキリスト者にとって、いのちはその始まりから終わりまで守られなくてはならない神からの尊厳ある賜物です。
すべてのいのちがもつ不可侵の尊厳と、あらゆる苦難の中にいる兄弟姉妹に、連帯と支援を示すことの大切さは、2019年11月25日、東京における日本政府および外交団との懇談において教皇フランシスコが語られたことでした。「すべてのいのちを守るため」というメッセージを伝えた教皇訪日を実現するために、安倍晋三元総理大臣はご尽力くださいました。
多くの人が自由のうちにいのちをより良く生きようとするとき、そこに立場の違いや考えの違い、生きる道の違いがあることは当然です。その違いを、力を持って、ましてや暴力を持って押さえ込むことは、誰にもゆるされません。今回の暴力的犯罪行為の動機はいずれ解明されるのでしょうが、暴力が支配する社会ではなく、互いへの思いやりや支え合いといった神のあわれみの心が支配する社会が実現することを祈り行動したいと思います。
あらためて、安倍晋三元総理大臣の永遠の安息を心からお祈り申し上げますとともに、ご家族の皆様の上に主からの深い慰めと平安がありますよう、お祈りいたします。
2022年7月11日
日本カトリック司教協議会会長
カトリック東京大司教 菊 地 功
続いて「JCASTニュース」様より
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安倍晋三氏、60年ぶり「ピアノ演奏」披露
「こんな素敵な一芸お持ちだとは」3万いいねの反響
2021年12月30日08時00分
安倍晋三元首相(67)が2021年12月24日、公式YouTubeチャンネル「あべ晋三チャンネル」に公開した動画で、60年ぶりのピアノ演奏を披露した。
東日本大震災復興応援ソングの『花は咲く』を演奏
「ピアノを弾いてみました」と題して公開された動画では、10月に開催されたジャパン・スピリットコンサート2021の会場スクリーンで紹介された安倍氏のピアノ演奏と、安倍氏のコメントを収めた映像が披露された。演奏した曲目は、今年が東日本大震災10年目の節目にあたるということで、復興応援のチャリティーソング『花は咲く』だった。
安倍氏は小学1年生ごろまでピアノを習っており、腕前はピアノ初歩学習者の教則本として知られる「バイエル」を終える程度だったとのこと。それから「66歳になるまで一回もピアノを弾いたことがなかった」そうだが、今回、ジャパン・スピリットコンサート2021に出演した実業家・小田全宏さんの勧めで、ピアノの練習を60年ぶりに再開したのだという。
「優しい音に感動しました」など反響続々
安倍元首相はピアノ演奏後、東日本大震災に思いを馳せつつ、「なんとかここまでやってくることができたのも、やっぱり挑戦する"スピリット"なのかなと思います。私も皆さんとともにこれからもチャレンジ精神を持ちながら日本人の素晴らしい精神を、助け合うことができる精神を世界に皆さんと共に発信していきたいと思います」とメッセージを送った。
本動画の配信を伝える安倍元首相の公式ツイッターの投稿には、12月27日夕時点で3.3万の「いいね」がついた。また、ツイッター上には動画を視聴したと思われるユーザーから、「60年ぶりとは思えませんでした。とても優しい気持ちにさせられました」「クリスマスの夜、素敵な演奏をありがとうございました。」「優しい音に感動しました」「ピアノ演奏『花は咲く』聴き惚れました こんな素敵な一芸お持ちだとは...」など、称賛の声が相次いでいる。
続いて再び「カトリック中央協議会」様より
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教皇フランシスコ、2018年10月17日一般謁見演説:10-2.
「殺してはならない」とイエスは言われた
2018/10/17
教皇フランシスコ、2018年10月17日一般謁見演説
十戒に関する連続講話
10-2. 「殺してはならない」とイエスは言われた
親愛なる兄弟姉妹の皆さん、おはようございます。
今日も十戒の五番目のことば、「殺してはならない」に関する講話を続けます。すでに強調したように、このおきては、人間のいのちが神の目にどれほど貴重で神聖で不可侵なものとして映っているかを示しています。自分と他者のいのちを、決してないがしろにしてはなりません。人間はまさに神の似姿に造られており、どんな環境に生きるよう招かれていようとも、神の永遠の愛を受けているからです。
さきほど読まれた福音箇所の中で、イエスはこのおきてのさらに深い意味を明らかにしています。神の審判の前では、兄弟姉妹への憎しみも、殺人の一種となります。使徒ヨハネが記している通りです。「兄弟を憎む者は皆、人殺しです」(一ヨハネ3・15)。イエスはそれだけではなく、侮辱したり、さげすんだりすることも殺すことと同じだと付け加えています。確かに、わたしたちは人を軽蔑するときがあります。息をはくように自然に人の悪口を言いがちです。したがってイエスはわたしたちにこう言います。「やめなさい。中傷は確かに相手を傷つけます。それは人を殺すことです」。軽蔑すること、「わたしはこの人々、あの人が嫌いです」ということは、いわば相手の尊厳を奪っています。イエスのこの教えを心と気持ちに受けとめ、「わたしは決して人の悪口を言わない」と各自が言うことができるなら、どんなに良いでしょう。それは素晴らしい目標です。「人を軽蔑したり、悪口を言ったり、憎んだりしたら、それは人殺しです」とイエスがわたしたちに語りかけているからです。
人間の法律は、これらの異なる行いを同等と見なし、同じ司法レベルで扱うことはありません。そしてイエスは、もし兄弟を侮辱した覚えがあるなら、神殿でいけにえをささげるのではなく、その人を探しに行き、和解しなさいと、絶えずわたしたちに呼びかけています。ミサに行く際にも、わたしたちは、人間関係がうまくいっていない人と和解するべきです。心の中で嫌うだけでも、相手を侮辱しています。しかしわたしたちは、司祭が入堂してミサが始まるのを待つ間、たびたび人のうわさをしたり、悪口を言ったりします。それはいけません。侮辱、軽蔑、憎しみの重大さを考えましょう。それらは人殺しと同じだと、イエスは言っておられます。
イエスが五番目のことばの範囲をここまでに拡張することには、どんな意味があるのでしょうか。人間のいのちは気高く、非常に敏感であり、そこには自分のからだ以上に重要な、隠された「自意識」があります。実際、不適切なことばをかけるだけで、純真なこどもは傷つきます。冷ややかなしぐさを示すだけで、女性は傷つきます。信用を裏切るだけで、若者の心は引き裂かれます。相手を無視することは、その人を破壊します。無関心は人殺しです。それは相手に向かって「あなたはわたしにとって死んだも同然です」と言っていることであり、自分の心の中で相手を殺しているからです。愛さないことは、人殺しへの第一歩です。そして、殺さないことは愛することへの第一歩なのです。
聖書の初めの方には、最初の人殺しであるカインの口から発せられた恐ろしいことばが記されています。兄弟はどこにいるかと尋ねた主に対し、カインは「知りません。わたしは弟の番人でしょうか」(創世記4・9)と答えます(1)。人殺したちは、「わたしには関係ありません。あなたが何とかしなさい」といったことばで答えます。「わたしは弟の番人でしょうか」という問いにわたしたちも答えましょう。もちろん番人です。わたしたちは互いの番人になりあっています。それこそがいのちへの道です。それは人を殺さない道なのです。
人間のいのちには愛が必要です。それでは真の愛とは何でしょうか。イエスが教えておられるように、それはいつくしみです。ゆるすという愛を決して忘れてはなりません。それは、自分に悪事を働いた相手を受け入れることです。だれも、いつくしみがなければ生きていけません。わたしたちは皆、ゆるしを必要としています。このように、殺すことは相手を破壊し、排除し、消し去ることを意味しており、殺さないことは相手を気づかい、大切にし、受け入れ、そしてゆるすことを意味しています。
「わたしは何も悪いことをしていないから、大丈夫だ」と考え、自分で納得してはなりません。鉱物や植物はそのような存在かもしれませんが、人間はそうではありません。人間――男性も女性も――は、そうではありません。人間にはより多くのものが求められています。わたしたちには、なすべき善行があります。それは各自のためにそれぞれのものとして準備され、わたしたちが自分の本質とすべきものです。「殺してはならない」ということばは、愛といつくしみへの招きであると同時に、わたしたちのためにいのちを与え、わたしたちのために復活した主イエスに従って生きるようにとの呼びかけでもあります。ここで、このことに関するある聖人のことばを一緒にこの広場で唱えましょう。おそらくわたしたちのために役立つはずです。「悪いことをしないのは良いことだが、善いことをしないことは悪いことだ」。わたしたちはつねに一歩踏み出して、善いことをしなければなりません。
わたしたちを聖なる者とするために人となられた主、ご自分の血によってわたしたちのいのちをはかり知れないほど貴重なものとしてくださった主、「いのちへの導き手」(使徒言行録3・15)である主のおかげで、わたしたち一人ひとりは御父のたまものとなりました。わたしたちは主のうちに、死よりも強い主の愛のうちに、さらには御父が与えてくださった霊の力によって、「殺してはならない」ということばを、もっとも重要で本質的な呼びかけとして受けとめます。「殺してはならない」とは、愛するようにとの呼びかけなのです。
注
「聖書は、兄のカインが弟のアベルを殺害した物語で、すでに人類史の初めから、人間には原罪の結果である怒りや欲望があったことを明らかにしています。人間は人間の敵となりました。神は弟殺しの凶悪さについて、次のようにいわれます。『何ということをしたのか。おまえの弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。今、おまえはのろわれる者となった。おまえが流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、のろわれる』(創世記4・10-11)」(『カトリック教会のカテキズム』2259)。
続いて「WILLオンライン」様より
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【松浦大悟】ANTIFA(アンティファ)に染まるLGBT
公開日:2020年7月1日 更新日:2020年8月7日
パレードに翻る赤と黒のANTIFA(アンティファ)の旗……。日本ではほとんど報道されることのないLGBT運動とANTIFAの関係に迫る。 (『WiLL』2020年8月号掲載)
目次
しばき隊とLGBT
力ずくで排除せよ
新しい形態のデモ
結局は村社会
一方的なレッテル貼り
しばき隊とLGBT
極左集団、ANTIFAが話題となっている。トランプ大統領の「米国はアンティファをテロリスト組織として指定する」との発言は日本のマスコミでも大きく取り上げられ、ふだんネットに接する機会のない人たちにも、その存在が知られるところとなった。
だが一方で、わが国のアンティファ運動については、なぜかほとんど報道されることがない。そして、LGBT運動とアンティファの関係についても。拙稿では、ゲイをカミングアウトした政治家としての筆者が感じた問題点について明らかにしていきたい。巷間指摘されているように、日本におけるアンティファは「C.R.A.C.(元しばき隊)」の別名に他ならない。「C.R.A.C.」とは、ヘイトスピーチを行う右派団体の根絶を目的とした市民活動団体のこと。
彼らが赤と黒のアンティファの旗を振り、同文字デザインのTシャツを売っているのは欧米のファッションを真似しているだけだと揶揄する向きもあるが、そこには少なからず「暴力には暴力で対抗せよ」という運動論への共鳴があることは間違いない。排外主義に対して「感情より理性を」「話せばわかる」といった生ぬるい戦略しか取れないリベラル派への苛立ちが、彼らをより過激な言動へと駆り立てている。
筆者としばき隊との遭遇は、2013年まで遡る。フリーター全般労働組合が主催し、作家の雨宮処凛氏をシンボルとして毎年開催されている「自由と生存のメーデー」に参加したときのことだ。サウンドデモの隊列に突如、右翼団体が突っ込んできたのだ。「あっ」と思った次の瞬間、疾風のように道路を駆け抜け、渦中に入っていく人たちがいた。それが、しばき隊だった。付近は騒然となったが、すぐさま警察が対応し、混乱は次第に収まった。
力ずくで排除せよ
デモの前面に出るのではなく、勝手連的(あるテーマに賛同する者が自発的に集まって支援する市民活動の様式)に自警団の役割に徹して全体をコントロールする彼らの手法は、巧妙に考えられたセルフプロモーション(自己PR)のように感じられた。
翌2014年、しばき隊界隈の人たちを中心メンバーとする「TOKYO NO HATE」が、国内最大のLGBTの祭典、東京レインボープライドのパレードに初のフロート(飾り付けをされた台車を乗り物で牽引したもの)を出す。このとき筆者は、行進者の横をトランシーバーを握って小走りする野間易通氏の姿を目撃している。野間氏はしばき隊創設者の一人だが、おそらく前年のことが頭にあり、自発的に警護を買って出たのだと想像する。
もちろんLGBTパレードは、暴徒に襲われた経験がないわけではない。けれども、みんなの知恵でそれを乗り越えてきた。沿道から応援してくれる人たちとのハイタッチは、「信頼」をベースに性的マイノリティへの共感を広げていこうとする参加者たちの意志の表れだった。
しかし、しばき隊の接近によって、LGBT運動は様相を変えていく。「差別者との対話には意味がない。力ずくで排除せよ」というアンティファ思想に共振するLGBT当事者が増えていき、2018年5月には東京レインボープライド公式シンポジウムのパネリストとして、元しばき隊メンバーが登壇するまでになった。
新しい形態のデモ
これまでLGBTパレードは「新しい社会運動」の見本だとされてきた。新しい社会運動とは、フランスの社会学者アラン・トゥレーヌ氏が提起した概念だ。1960年代以降、社会の複雑化に伴い、従来の二項対立の図式(資本家vs.労働者、国家権力vs.被支配者など)では解決できない問題が続出し、階級闘争型の労働運動は訴求力を失っていった。そうした中、官僚的統率ではない緩やかなつながりによる新しい形態のデモが若者の心をつかんでいく。
とりわけ2000年代以降には、トラックにDJブースを積み込み、大音量で音楽を流し、それに合わせて踊りながら行進するスタイルが人気を博した。LGBTパレードはその先駆けだった。同パレードが注目されたのは、「抗議」を前面に出すのではなく、誰もが参加可能な「お祭り」をつくり上げることに成功したからだ。祝祭を一緒に経験することで、これまで性的マイノリティに関心がなかった人々にもシンパシーの輪を広げ、社会に気づきをもたらしたと評価された。
ところが、この新しい社会運動は、国会前デモに象徴されるように再び姿を変化させていく。団塊の世代の左派系文化人や政治家と結託するようになり、あたかも55年体制に先祖返りしたかのような善悪二元論に陥っていった。そしてLGBT運動もまた、それに引きずられていくことになったのだ。
2018年7月27日。東京の永田町にある自民党本部前には、杉田水脈議員へ抗議するため主催者発表で5,000人が集まっていた。「LGBTには『生産性』がない」との雑誌での発言が差別に当たるとして、当事者たちが紛糾した事件をご記憶の方も多いだろう。だが、このデモの中心的呼びかけ人だと思われている東京レインボープライド共同代表の二人は、当時日本にはいなかった(山縣真矢氏はベルギーのブリュッセル、杉山文野氏はニューヨークにいた)。実はこれを企画したのは野間易通氏と彼を慕うアンティファ界隈のゲイであり、ハッシュタグをつくり、SNSを使って動員していったのだった。
デモ後も怒りの炎は消えることがなく、論文を掲載した『新潮45』を廃刊に追い込んだ。一連の動きを先導しているのはアンティファだと当初から関係者は分かっていた。しかし、ファクト(事実)を報じるマスコミは一切なかった。このあと、彼らはさらにエスカレートした。区議会議員の選挙応援に訪れた杉田議員に対し、襲い掛からんばかりの至近距離から罵声を浴びせるなど、その糾弾方法には杉田発言に否定的だった人たちからも疑念の声が上がるようになった。
結局は村社会
筆者は杉田議員を擁護しているわけではない。最後の発刊となった『新潮45』10月号では、当事者の立場から彼女の認識不足を指摘し、LGBTのおかれている現状を説明、杉田議員との対話を呼びかけた。けれども、アンティファ思想に染まったLGBT活動家たちは、その筆者でさえも攻撃対象とみなすようになる。
「対話路線が無意味だということは米国で証明されている。敵に塩を送るな」との理由で、ツイッターでの総攻撃が開始されたのだ。筆者だけではない。アンティファや彼らと歩調を合わせるLGBT活動家に少しでも異を唱えると、どこからともなく指令が発せられ、誹謗中傷の銃弾が飛んでくる。
組織を持たないアンティファは、イタリアの哲学者アントニオ・ネグリ氏とアメリカの哲学者マイケル・ハート氏が描くマルチチュード(群衆)そのものだ。2人は、グローバル時代の新たな主権と資本主義に対抗する主体としてマルチチュードを肯定的に構想して見せた。これからの世界を変革し得る存在として期待を寄せた。
だが、現実はそうはならなかった。確かにバラバラな個がネットでつながり、デモはやりやすくなったかもしれないが、そこに出現した世界は多様性とはほど遠い〝村社会〟だ。村の掟に逆らう者は容赦なく私刑にする彼らを、大衆は遠くから冷ややかな目で見ている。LGBT活動家が「差別だ」と認定すれば議論することも許されない言論空間は、果たして公共的と言えるだろうか?
一方的なレッテル貼り
たとえば、最近こんなことがあった。鈴木英敬三重県知事が都道府県として初めてとなるアウティング禁止条例制定の意向を県議会で表明したところ、多くのLGBT当事者から反対の声が上がったのだ。ところがマスコミは、条例制定への動きに喜ぶ一部の左派LGBT活動家のコメントを伝えるのみで、市井の当事者の懸念をまったく報道しなかった。「アウティング」とは、本人の了解を得ずに、公にしていない性的指向や性自認を暴露すること。
鈴木知事は「(アウティングは)家族関係や就労関係を不安定なものにしたり、友人との人間関係を分断し、孤立に追い込んだりしかねない」「互いを思いやる社会となるよう、取り組みをさらに進める必要がある」と見解を述べている。おそらく三重県は、良かれと思って、この条例を考えたに違いない。
しかし、そこには極めて大きな落とし穴がある。「合成の誤謬(ごびゅう)」という言葉をご存じだろうか。ミクロの視点では合理的な行動であっても、それが合成されたマクロの世界では、必ずしも好ましくない結果が生じてしまうことを言うのだが、アウティング禁止条例はまさにこれに該当する。政策担当者の念頭には、2015年に一橋大学で起きたアウティング事件があるのだと思う。ゲイの法科大学院生が同級生の男性にLINEで恋愛感情を告白したところ、性的指向を暴露され、精神に不調をきたし、校舎から転落死したと伝えられているが、実際はそんな単純な話ではないとゲイ当事者の間では語られている。
一部のメディアによると、男友達だと思っていた相手からいきなり告白された異性愛者の男子学生は「付き合うことはできないが、これからも良い友達でいたい」と丁寧に断っていたという。それにもかかわらず、その後も通常以上の接触があったため、たまりかねた異性愛者の男子学生は、思い悩んだ末、仲間に暴露してしまったのだそうだ。LGBT活動家による「アウティング反対!」の大合唱のもと、暴露した学生のほうが悪者だと一方的にラベリング(レッテル貼り)されてしまったが、それはあまりにも短絡的な人間理解だと筆者は思う。遺族との裁判では和解が成立しており、口外禁止条項が設けられているため、これ以上の情報がオープンにされることはない。
だが、この事件からは多くの学びを得ることができる。アウティング禁止条例はLGBTへのまなざしを決定的に変える恐れがある。LGBTから告白されたら誰にも相談してはならないとすれば、そんなリスクのある人にいったい誰が近寄るというのか。「頼むから私にはカミングアウトしないでくれ」と思うのが自然だ。また、どんなに仲が良くても人の気持ちは時間とともに変わる。記憶も捏造される。過去にまで遡って断罪するのだとしたら、かなりの人が社会人としての生命を失うだろう。アンティファが吹き荒れる米国では、誰もが知る名作である映画『風と共に去りぬ』やコロンブス像が差別だとされた。
米国の政治学者フランシス・フクヤマ氏は、人種やジェンダーに特化したアイデンティティ政治は部族間の戦争のようになると警告する。LGBTを闘争の武器として使うのではなく、たとえアウティングされたとしても、それが何ら問題にならない社会の構築をわが国は目指すべきではないだろうか。
松浦 大悟(まつうら だいご)
1969年、広島市生まれ。神戸学院大学法学部卒。秋田放送にアナウンサーとして入社し、2007年の参院選で初当選、一期務める。2017年の衆院選で落選。アナウンサー時代にゲイであることをカミングアウトしている。秋田市在住。
続いて「YOUTUBE」です。
テレ東BIZ
チャンネル登録者数 153万人
「平和や人権で協力拡大」 安倍総理 ローマ教皇と会談
3,936 回視聴 2019/11/26 来日中のローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇はきのう安倍総理大臣と会談しました。
安倍総理は「日本とバチカンは平和、核なき世界の実現、貧困撲滅などを重視するパートナー」と述べ協力を拡大していきたい考えを示しました。
これに対しフランシスコ教皇は「両国の関係を一層強化したい」と応じました。
また、安倍総理が北朝鮮による日本人の拉致問題の早期解決に理解を求めたのに対し、教皇は支持する考えを伝えました。
日テレNEWS
チャンネル登録者数 90.3万人
#安倍元首相銃撃 #安倍元首相 #銃撃
【安倍元首相死去】“盟友”トランプ前大統領「全世界にとってとてつもない損失だ」 安倍元首相の死を悼む
2,379,756 回視聴 2022/07/09 安倍元首相の死去をうけ、盟友とされたアメリカのトランプ前大統領は、「全世界にとってとてつもない損失だ」などと、その死を悼みました。
トランプ前大統領「安倍氏は平和と自由、日米の尊い絆の擁護者だった。彼の暗殺は悲惨な残虐行為であるだけでなく、全世界にとってとてつもない損失だ」
トランプ氏は8日、支持者集会の演説の冒頭で、安倍元首相について「素晴らしいリーダーであり、友人であり、信じられないほどの愛国者だ」などとたたえました。
その上で、「この地球から偉大な存在を奪った犯人には、重い代償を迅速に払ってほしい」と怒りをあらわにしました。
(2022年7月9日放送)
あべ晋三チャンネル
チャンネル登録者数 138万人
ピアノを弾いてみました
6,690,425 回視聴 2021/12/24 10月に開催されたジャパン・スピリットコンサート2021に
ピアノ演奏とコメントビデオを要請されました。
その時のビデオを送付いただいたので、今回ご紹介させていただきます。
下手なピアノですが、60年ぶりに練習した成果です。
ANNnewsCH
チャンネル登録者数 277万人
総理が生出演 新元号「令和」決定のウラ側(1)(19/04/01)
SMAP『世界に一つだけの花』
180,542 回視聴 2019/04/01 新元号は「令和」と発表されました。安倍総理大臣に新元号について話しを聞きました。 (Q.正直ほっとされました?) 安倍総理大臣:「大変、ほっとしました。やはり元号を決めていくという作業は非常に責任が重たいですから、非常に緊張していました」 (Q.国民のなかには浸透していて好感をもって受け止められているようですね?) 安倍総理大臣:「平成から30年経ち、元号いう仕組みに対する理解は相当進んだんだろうと。日本独自の文化・習慣・生活のなかに息づいてるなと思いました。今回、国書から選んだわけでありますが、万葉集は天皇・皇族から一般庶民まで広く多くの歌が収められていると。まさに豊かな国民文化の象徴であり、誇るべき国書といえると思います。そういうことでもご理解を頂けたのかなと思います」 (Q.私、総理にお会いするときにぜひ伺いたいと思っていたことが2つあります。1つは去年の天皇誕生日を前にして天皇陛下がお言葉を発せられまして、先の大戦で多くの人命が失われ、また、我が国の戦後の平和と繁栄がこのような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れずに戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに心から安堵(あんど)していますと。私、今64歳なんですが父や母の世代そして、祖父や祖母の時代が経験した昭和のなかの厳しい時代。そして戦後の成長していく日本。両方が昭和という時代はありました。そういうなかで、戦争のない平和な時代を続けるために総理は、一番何が大切だと思っていらっしゃるのか?) 安倍総理大臣:「私も昭和29年ですから大体、同じだと思いますが。昭和という時代、先の大戦で多くの尊い命が失われた。その焼け野原の中から国民みんなで頑張って高度経済成長をし、そして、昭和39年の東京オリンピック45年の大阪万博。まさに世界に誇る日本になったわけなんですが大変な試練だったと思います。そして、平成の時代は阪神・淡路大震災、東日本大震災と大きな災害、つらい出来事がありましたが平和な時代だった。だからこそ、さまざまな文化が咲き誇りそして、若い人たちが皆さん自分たちの才能を生かすことができたんだろうなと思います。そして、今度の元号にも人々が美しく心を合わせるという意味も込めています。大切なことはお互いに違いを認め合いながら相手の立場に立って物事を考えるなかで調和を図っていくという気持ちを持つことなんだろうと思います」 (Q.我々の上の世代とそして、両脇にいる若い世代とこの間をつなぐのがきっと真ん中にいる3人の世代だと思うんですね。そういう意味で言うとそれを平和をどうやって維持していく、どうやって続けていくのか?) 安倍総理大臣:「これは、努力を重ねなければいけないわけですね。当然、国として外交に力を入れていく。世界がより平和であるために同時に日本を外交的な貢献をしていくと同時にしっかりと備えをしていく。我々の努力も積み重ねていくなかにおいて、地域のバランスがとれ平和が保たれていく。そのための努力をしなくてはならないと思っています」 (Q.もう1つ、伺いたいのは今回の令和の出典が「万葉集」であると。これは、会見でも総理、お話になっていらっしゃいましたが天皇や皇族、貴族だけではなくてあらゆる階層の人々が詠んだ歌が集められているものであるということですね。ということは、これは日本の政治のかじ取りをしていらっしゃる総理は多くの国民のさまざまな声を聞きながら新しい時代の政治をしていかなければいけないということですね。そのことに対する総理の思いそれぞれの方々に対する声を聞くという姿勢での総理の強い意志。どういうところに置いていらっしゃるのでしょうか?) 安倍総理大臣:「『万葉集』は約1200年あまり前に詠まれたものでありますが、あの時代に天皇から一般庶民にいたるまでの歌を集めた。これは世界的にも画期的な文化、文学ではないかと思うんですね。当時の人々の息づかいが聞こえてくる。防人の歌は遠く離れた場所から家族を思う歌もあれば悲しい歌もあり恋の歌もあります。そういう当時の人々の息づかいがまさにこの万葉集の中には込められているんだろうなと思います。ですから、そういう意味におきましては、政治においてあらゆる方々の声に耳を傾けていくという姿勢が当然、求められるんだろうなと思います。同時にこの歌は厳しい冬を乗り越えて春の訪れを示すような梅が開花をしていくという情景、美しい日本の四季折々の情景を示している序文なんですが、このなかから我々が、そのときの情景を思い浮かべるんですがやはり、文化が発展をしていく。そのためには世の中が平和でなければいけないんだと思います」 (Q.昔は花見というと桜ではなくて、この時代は梅を見るというのがお花見の原点のようですね?) 安倍総理大臣:「この序文を記した大伴旅人は山上憶良と当時、今の福岡で梅をめでる宴を催して。梅の歌、三十二首を記した万葉集の第五巻の中の序文なんですが、まさに、この花が開花していく。一人ひとりの才能が開花していく咲き誇っていくという意味も込めたいと思いました。SMAPの『世界に一つだけの花』という歌がありましたよね。まさにそれぞれの人々が自分の人生においてそれぞれの花を次の時代も、若い皆さんも含めて夢や希望が花開いていく時代にしていきたいと思っています」 (Q.令和の発音について) 安倍総理大臣:「令和(アクセントが令)のほうが伝わりやすいのではないかと思っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
EG_FINAL
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香取慎吾さんご結婚おめでとう SMAP E-girls☆世界に一つだけの花 / 20200201
60,638 回視聴 2020/02/01
WiLL増刊号
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【髙橋洋一】安倍総理はなぜ若者から愛されるのか【WiLL増刊号】
138,484 回視聴 2022/07/15 ★『安倍晋三 時代に挑む!』購入は以下より
・amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/489831960...
日本財団
チャンネル登録者数 4.5万人
安倍首相が香取慎吾さんと握手! 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 企画展に来場
91,200 回視聴 2017/10/30 10月30日(月)に、 安倍首相が「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 企画展」に来場し、作家の香取慎吾さん、竜之介さんと交流しました。香取慎吾さんからは「火のトリ」と「イソゲマダマニアウ」の2つの作品の説明を受けました。今回の展覧会で最年少作家の竜之介さんは、今日のために描いた安倍首相の似顔絵をプレゼントしました。
▼日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 企画展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」特設ページ
https://www.diversity-in-the-arts.jp/...
▼日本財団DIVERSITY IN THE ARTS
https://www.nippon-foundation.or.jp/w...
旅交同好会チャンネル
チャンネル登録者数 3080人
#刑法 #法律
【JK Vtuberと0から学ぶ刑法】殺人罪【解説動画】
2,459 回視聴 2020/06/22に公開済み #刑法 #法律
みなさんこんにちは!
旅交同好会メインヒロイン池袋まやの双子の姉こと
池袋まなです!!
記念すべき解説動画第10弾!!!
生きることは素晴らしいこと!!
サイキックスのYouチャンネル
チャンネル登録者数 1920人
アンチファシズムは、ファシズムそのもの! Antfaの考えは差別していい!!
71 回視聴 2020/06/14 アンチファシズムは、ファシズムそのもの!
Antfaの考えは差別していい!!
Eden Media
チャンネル登録者数 9.27万人
フェミニズムの真相 // 高潔な思想に秘められた悪質な罠
16,176 回視聴 2016/07/18 お願い
この動画は社会で働く女性を攻撃する為の動画ではありません。
これは「女性の社会進出」を必要以上に美化し、「母親」と言う立場を軽視する政府やシステムに対する疑問の投げかけです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamad...
それを理解した上でご覧ください。
また、この事実はだいぶ前から取り上げられてきましたので、ご存知だった方も多いと思います。
知らなかった方は、"ロックフェラー" "女性解放運動" などでググれば沢山の記事がヒットしますので、確かめてみてください。
日本カトリック司教協議会 会長談話
安倍晋三元総理大臣の逝去に際して
安倍晋三氏、60年ぶり「ピアノ演奏」披露
「こんな素敵な一芸お持ちだとは」3万いいねの反響
教皇フランシスコ、2018年10月17日一般謁見演説:10-2.
「殺してはならない」とイエスは言われた
【松浦大悟】ANTIFA(アンティファ)に染まるLGBT
公開日:2020年7月1日 更新日:2020年8月7日
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