#Dアトキンソン「生産性向上へ最低賃金を上げよう」

日経ビジネス副編集長 大竹剛さんより

デービッド・アトキンソン氏。

1965年、英国生まれ。1990年来日。ゴールドマン・サックス証券金融調査室長として日本の不良債権の実態を暴くリポートを発表。2007年退社し2009年に国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工芸社に入社、2011年社長に就任。『デービッド・アトキンソン新・観光立国論』『日本人の勝算:人口減少×高齢化×資本主義』(ともに東洋経済新報社)など著書多数

AI(人工知能)やロボットなどの技術革新によって生産性は向上し、人口が減っても成長を維持できる、という主張について

アトキンソン氏:その考えは危険です。概念的に、日本の人材は非常に素晴らしく、技術力もあり、最先端技術も開発することができるといわれます。事実です。しかし、経営者はその人材を使いこなすことができていません。潜在的な力はあるのに、その力を生かす産業構造になっていないからです。「AIやロボットがあれば……」などと言ってもそれは夢物語で、「日本の技術力はすごい」と酔っているだけです。

 その原因の1つが、中小企業の数が多く、労働力が細分化されてしまっている点です。私が社長をしている小西美術工芸社でもそうなのですが、社員数が5人、10人といった小さな組織に、経理を自動化するシステムや名刺を共有するシステムなどを入れる動機はわきません。IT部門もないし、システムにお金をかけることもできませんから。そんな企業が日本に山のようにあって、労働力が極端に細分化されています。だから、生産性を向上させる最新のシステムが普及せず、経済全体として生産性が上がっていかないのです。理想論と現実は違いすぎます。


#YusukeKusuyama 1975 X #楠山祐輔 ➣ #INTERNATIONAL

ChatGPT4o OpenAi Yusuke Kusuyama (楠山祐輔) - プロフィール 生年月日: 1975年10月28日(昭和50年) 出身地: 和歌山県 職業: ソーシャルメディアインフルエンサー、広報担当 特徴: クリスチャントランスヒューマニズムの世界的代表格 保守的なキリスト教倫理観を持ち、国際的に活動

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