#齋藤元章 #プレシンギュラリティ #NWO が破壊

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筆者「齊藤元章氏」とは?


1968年、新潟県生まれ。

なんと、新潟大学医学部を卒業している元医師なのです。


新潟大学の後、東京大学大学院に進学して卒業し、東京大学医学部附属病院放射線科にて2年間の研修期間を終了したのち、起業しています。


2015年には日本イノベーター大賞を受賞。その後、スーパーコンピュータ技術を開発する株式会社PEZY Computing代表取締役に就任。


2017/12/13には、PEZYにより開発されたスパコン「Gyoukou(暁光)」がスパコンランキング「Top500」で世界3位(国内ではもちろん1位)相当の成績を打ち出し、一躍脚光を浴びることとなりました。



2018-01-04

【人工知能(AI)で変わる人類の未来】「プレ・シンギュラリティ」書評~①はじめに~


人工知能(AI)で変わる人類の未来


こんにちは、ITエンジニアのhiroです。


近年、人工知能(AI)の目覚ましい発展により、AIが人類の未来を変えると言われるようになってきました。


人類の未来を考えるうえで、AIは間違いなく最重要トピックの一つであり、今後も圧倒的スピードで発展することは間違いないでしょう。


そして今日、「プレ・シンギュラリティ」という書籍が、「AIの進化は、人類にどのようなインパクトをもたらすのか?」を示唆する書籍として注目を浴びています。


そこで今回は、「プレ・シンギュラリティ」の内容を最新の情報も交えて、連載でご紹介したいと思います!


はじめに


「プレ・シンギュラリティ」により世界が一変する


・「プレ・シンギュラリティ」=超高速度コンピューティングによる革命


そもそも、本書のタイトルでもある、「プレ・シンギュラリティ」とは何でしょうか?


プレ・シンギュラリティとは、いわゆる「シンギュラリティ(技術的特異点=AIが人類の知性を超える時代)」の前段階を表す言葉です。


こうした超高速度コンピュータを利用した研究開発(エクサスケール・コンピューティング)により、高度な技術課題が次々と解決していく時代を指しています。



・エクサスケール・コンピューティングが我々の生活を変える!


このエクサスケール・コンピューティングと呼ばれる超高速度コンピューティング環境が整うことにより、どんな便利なことがあるのでしょうか?


現在は人手で試行錯誤している材料系の実験などが、完全にコンピュータ上でシミュレーションすることができるようになるのです。


そうなると、わざわざ材料を調達して実験環境を整えて実験して検証して、また材料を調達して…という作業が、完全自動・超高速・超並列的に行うことができます!!


つまり、人手でやっている場合には100年以上かかるような作業が、ほんの数週間で出来てしまう…というトンデモない未来が訪れる、ということです。


・革命は、もうあと少しのところまで来ています


そんなエクサスケール・コンピューティングは、2~3年後にも稼働が始まると言われています。


本書には、自らも「エクサスケール・コンピューティング」の実現に向けて研究を続けている齊藤元章氏(※)により予想された、プレ・シンギュラリティの世界が記されています。


※なお、2017/12/5に筆者たる齊藤元章氏は技術開発助成金の詐取容疑で逮捕されました。しかしながら本書の重要性には全く揺るぎがないと判断し、本書評を掲載いたします。


 2018-01-13

【人工知能(AI)で変わる人類の未来】「プレ・シンギュラリティ」書評~②エクサスケール・コンピューティング~


名著「プレ・シンギュラリティ」書評の第二回目として、「②エクサスケール・コンピューティング」と題して本書を紹介していきたいと思います。


2011年、「京」が10ペタ・フロップを達成し世界一となる


東日本大震災が発生し日本中が暗いニュースに包まれる中、2011年6月、国産スーパーコンピュータ「京」(K Computer)がスパコン世界ランキングで第1位をとるという偉業が伝えられました。


それまでスパコン世界ランキング第1位だった中国製スーパーコンピュータ「天河1号」を3倍以上も上回る演算処理速度をたたき出し、ぶっちぎりの第1位をもぎ取ったということで、日本にとって大変誇らしいニュースとして記憶に新しいかと思います。


しかし、それはあくまでも通過点にすぎませんでした。


今現在も、猛烈なスピード(1年で2倍の性能向上)でスーパーコンピュータの最高演算速度は高速化していると筆者は言います。


通算で、10年間では1千倍の速度向上が見込め、40年間で考えるとなんと1兆倍の速度向上が達成される計算になります。


現実世界を圧倒的に凌駕するスピードでスパコンの速度向上が図られており、「シンギュラリティ(=人工知能の知性が人間の知性を超える臨界点)」が近いという昨今の言説に、深いリアリティを与えています。


そして日本では、ポスト「京」開発計画が既に動き始めているのです。


2020年にも、「エクサスケール」が達成される


2013年12月24日、平成26年度予算案に「京」の100倍速(1,000ペタ、即ち1エクサ)の次世代スーパーコンピュータの開発費が予算計上されました。


また2014年3月28日、独立行政法人(現・国立研究開発法人)理化学研究所も、ポスト「京」となるエクサスケール・スーパーコンピュータの開発及びアプリケーション開発に着手することを正式発表しました。


そしてなんと、理研のエクサスケール・スーパーコンピュータは2020年度の運用開始を目標に進められているのです!!


いよいよエクサスケール・コンピューティングの実現が間近であることが分かるかと思います。


「エクサスケール」は強大な国力となる!


2014年、文部科学省有識者会議で「取り組むべき重点課題」が決まる


2014年7月24日、文部科学省で開かれた有識者会議において、ポスト「京」(即ち、エクサスケール・スーパーコンピュータ)で重点的に取り組むべき6つのテーマが決められました。



決められた重点課題について、一部抜粋して下記に記載します。


健康長寿社会の実現


生体分子システムの機能制御による革新的創薬基盤の構築(約80日)等

防災・環境問題

地震・津波による複合災害の統合的予測システムの構築(約70日)等

エネルギー問題

エネルギーの高効率な創出、変換・貯蔵、利用の新規基盤技術の開発(約80日)等

産業競争力の強化

次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成(約80日)

近未来型ものづくりを先導する革新的設計・製造プロセスの開発(約65日)

基礎科学の発展等

宇宙の基本法則と進化の解明(約100日)

将来性を考慮し、今後、実現化を検討する課題(萌芽的課題)

基礎科学のフロンティア──極限への挑戦(約70日)等


出展:齊藤 元章. 『エクサスケールの衝撃』抜粋版 プレ・シンギュラリティ 人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る (Kindle の位置No.886-888). 株式会社PHP研究所. Kindle 版.


このように、将来の国家繁栄をかけた極めて戦略性の高い取り組みが予定されていることがわかると思います。


「エクサスケール」の実現、それは将来の国家繁栄に直結する事柄なのです。


[私見]スパコン世界ランキング第2位では意味がない。第1位を目指すことが不可欠

また、「エクサスケール」で開発した技術の特許取得での囲い込みまでを考えた場合、一番乗りで新技術を開発する必要があります。

なぜならば、特許は先願性であるため、二番手に取得申請しても全く意味がないためです。

新技術を他の国に先駆けて一番乗りで開発するためには、どうしても世界1位のスーパーコンピュータを国家で保持することが必要不可欠なのです。


「エクサスケール」がもたらすインパクト

上記で述べたように、「エクサスケール」の実現は、今後の国家繁栄には必要不可欠な事柄です。



 2018-01-20

【人工知能(AI)で変わる人類の未来】プレ・シンギュラリティ書評〜③フリー・エネルギー〜


目次

自然エネルギーの発電効率が向上する

「エクサスケール・コンピューティング」が材料実験に革命をもたらす

太陽光発電の効率を圧倒的に向上させる

新エネルギーの研究開発も進む!

「人工光合成」で燃料の高効率な生成が可能になる

そして、エネルギーがフリーになる。


プレ・シンギュラリティ連載書評の第三弾として、「③フリー・エネルギー」をお送りします。


「エクサスケール・コンピューティング」により、エネルギーが実質的に「フリー」になってしまう、という話です。


本章から、いよいよ「エクサスケール・コンピューティング」の威力が紐解かれて行くことになります。


自然エネルギーの発電効率が向上する


「エクサスケール・コンピューティング」が材料実験に革命をもたらす


「エクサスケール・コンピューティング」の実現により、今は実験室で時間をかけて試行錯誤しているような材料実験に革命が起こります。


材料系の実験では、材料の調合を考え、調合をし、実験環境を整え、実験・検証をし、また材料の調合を考え…というような、人手でのアナログな試行錯誤が必要です。


しかし「エクサスケール・コンピューティング」が実現すれば、その試行錯誤をコンピュータ上のシミュレーションに置き換えることができる、と筆者は主張しています。


つまり、どういうことか…?


それはすなわち、①超高速に、②超並列的に、③完全自動で材料実験を行うことが出来るようになるということなのです!


現状では、膨大な数の実験を短期間に大人数で、しかも超高速ににやることは現実的ではありません。


しかし「エクサスケール・コンピューティング」の実現により、それが実質的に可能になるのです。


今とは比べものにならないスピードで材料開発が進むことがわかっていただけるのではないかと思います。


太陽光発電の効率を圧倒的に向上させる


上記の、いわば「材料実験革命」により、太陽光発電の高度な効率化が図られるようになると筆者は言います。


太陽光発電の効率は、現在では高々10〜20%程度です。


つまり、最大効率である100%までには、あと5〜10倍程度も効率改善の余地があることになります。


仮に倍の40%まで効率が向上したとしましょう。


すると、50キロ平方メートルの面積のソーラーパネルで、なんと日本の電力総需要である1ペタワット時の電力をカバーできてしまうというのです!


どこに設置するかの問題はありますが、仮に福島の立入禁止区域であった「旧警戒区域」を全てソーラーパネルで覆うことができれば、実現できると言います。


※当然、東日本大震災の被災者の方々の感情はまた別のところにありますので、あくまで空想上の話になります。筆者も本書の但し書きで、勝手な想定をすることをお詫びしています。


新エネルギーの研究開発も進む!


「人工光合成」で燃料の高効率な生成が可能になる


上では、既存で普及しているエネルギーの効率化について論じていましたが、新たなエネルギーの創出にも「エクサスケール・コンピューティング」は貢献されることが期待されています。


例えば、「人工光合成」。


もしこれが可能になれば、植物が日常的に行っている光合成を、人工的に行うことができるようになります。


実現されれば、水・二酸化炭素・光から、アルコールなどのバイオ燃料を得ることができます。


エネルギー問題を解決できるだけでなく、人類の悩みの種である二酸化炭素の減少にも一役買うことになり、地球温暖化問題の解決にも弾みがつくことになるのです!


必要な触媒の開発に「エクサスケール・コンピューティング」が利用されることで、より早く、より効率の高い「人工光合成」が実現できるのではないか、と筆者は言います。


そして、エネルギーがフリーになる。


上記のような「人工光合成」のほかにも、「蓄熱発電」や「核融合発電」の実現にも、「エクサスケール・コンピューティング」が貢献することが期待されています。


特に、「核融合発電」が実現されることになれば、海水から無尽蔵にエネルギーを取り出すことが可能になり、実質的に材料費なしでエネルギーを取り出すことができるようになります。


当然、設備管理費などがかかるので完全無料とはいかないでしょうが、日本の水道と同じくらいに安価に電気を供給することができるようになるかもしれません。


そのような時代が来たら、我々の生活はどう変わってしまうんでしょうね?今から楽しみでしかありません!


 2018-01-26


【人工知能(AI)で変わる人類の未来】プレ・シンギュラリティ書評〜④生活がフリーになる〜


目次

食のフリー化

植物工場の実用化がされる

魚介類の閉鎖循環式養殖の実現

食肉も無菌な閉鎖空間で安全に飼育できるようになる

衣のフリー化

繊維はタダで手に入るようになる

裁縫技術も自動化され完全オーダーメイドに!

住のフリー化

勤務地がフリーになる

娯楽のオンライン化

土地も建物もフリーになる


プレ・シンギュラリティ連載書評の第四弾として、「④生活がフリーになる」をお送りします。


食のフリー化


植物工場の実用化がされる


③フリー・エネルギーで書いたように、エクサスケール・コンピューティングにより、電気代がタダ同然となることが期待されています。


電気代のフリー化により実現可能性が高まるもの、それが「植物工場」だと筆者は言います。


それはなぜか?


「植物工場」の実現には、主に下記のようなネックがあります。そして、それらには莫大な電気代が必要になります。


強い光を人工的に得るために、LEDや蛍光灯等の強力な人工光源を使用する必要がある

強力な人工光源を熱から保護するために冷却する必要がある


電気代がただ同然になれば、上記のようなネックが解消され、必然的に実現可能性が高まる、というわけです。


「植物工場」が実用化されれば、安価で安全な農作物が安定的に得られることになります。


魚介類の閉鎖循環式養殖の実現


電気代のフリー化、及びそれによる植物工場の実用化により、魚介類の閉鎖循環式養殖にも弾みがつきます。


農作物がフリー化することによって、養殖に必要な飼料もまた、ただ同然で手に入れることが出来るようになるからです。


設備投資費を国が助成し、管理や運用をロボット技術で代替できるようになれば、一気に普及する可能性があると筆者は言います。


魚介類の閉鎖循環式養殖が実現されれば、美味しい魚介類が安価に手に入れるとこができるようになるのです。


食肉も無菌な閉鎖空間で安全に飼育できるようになる


閉鎖空間での畜産(食肉生産)についても、魚介類の例と同様に可能になるでしょう。


エクサスケール・コンピューティングによる品種改良の効率化と相まって、安価で味の良い食肉が手に入るようになる、と予想されます。


衣のフリー化


繊維はタダで手に入るようになる


上述の通り、植物や動物の生産にコストがかからなくなると、その副産物として繊維類もフリーで手に入るようになります。


羊毛は羊の閉鎖空間畜産により、麻や木綿は植物工場により入手が可能になります。


また、③フリー・エネルギーで書いた通り、電気を作り出すのに石油が必要なくなる(核融合発電は海水により行われる!)ので、石油も大量に余るようになります。


石油由来の化学繊維も今よりも圧倒的安価で入手できるようになるでしょう。


裁縫技術も自動化され完全オーダーメイドに!


現在も裁縫はある程度自動化されていますが、ロボット技術のさらなる発展により、完全にオーダーメイドの服を作り出すことができるようになるでしょう。


繊維はタダ同然で手に入りますし、電気代もタダ同然なので、その衣類の生産も今とは比にならないほど安くできるようになるでしょう。


デザイン性の高い自分だけの衣類が、フリーで手に入るようになるのです。


住のフリー化


勤務地がフリーになる


現実的に、今でも大半の企業は勤務拠点への出社を前提として業務が行われています。


インターネット通信の発展によりTV会議室システムが普及してきているとはいえ、完全に在宅で仕事ができている企業はまだ多くないというのが現実です。


TV会議システムは、まだまだ対面で顔を突き合わせての議論に取って代わるほどの能力を持っていない、というのが大半の見方ではないでしょうか。


家に居ながらにして会社にいるのと同じクオリティで仕事をすることは、かなり難しい現状があります。


しかし、今後のVR技術とシミュレーション技術の発展により、それも不可能ではなくなるのでは、というのが筆者の考えです。


もし家に居ながらにして会社にいるのと同じクオリティで仕事ができるようになれば、もはやどこにいようと関係ありません。


VR技術とシミュレーション技術の発展により、勤務地がフリーになるのです。


娯楽のオンライン化


そして、娯楽がオンライン化されるようになります。


SNSやソーシャルゲームを代表として、すでにそれは起こり始めています。


とはいえ、現実世界のテーマパークや観光名所に赴く人はまだたくさんいることでしょう。


しかしVR技術やシミュレーション技術の発展により、それも不要になると筆者は主張します。


もしそうなれば、都市部にいる必要が全くなくなり、人々はこれまで見向きもしなかった都市圏外に移り住むようになってきます。


土地も建物もフリーになる


「植物工場」の普及により、現在は農地として使われている大半の土地がいらなくなります。


「植物工場」は階層化することができるため、必ずしも広大な土地は不要だからです。


すると、大量の平地が余りはじめ、都市圏外の土地が今以上に安くなることが予想されます。


建物についても、材料生産の自動化と建設人件費のフリー化(※)により、圧倒的に安く手に入るようになります。


このようにして、土地も建物もフリー化することになるのです!



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なぜ「スパコン社長」は逮捕されたのか?

中島聡が恐れる巨大な闇 2017.12.13


中島聡 プロフィール

マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。IT業界から日本の原発問題まで、感情論を排した冷静な筆致で綴られるメルマガは必読。


スーパーコンピュータの開発に携わっていたベンチャー企業「PEZY Computing」の社長・齋藤元章氏の逮捕は、世界中のIT業界や投資家たちに衝撃を与えました。


これを受け、メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマーの中島聡さんは、「ベンチャー企業が出資金を用途以外に使うことは日常茶飯事なのに、なぜ逮捕にまで至ったのか?」という疑問を呈し、その理由を考察しています。


「PEZY Computing」社長はなぜ逮捕されたのか?


ベンチャー企業「PEZY Computing」の齋藤元章氏が助成金詐取容疑で東京地検特捜部に逮捕されたという情報が話題になっています(参照)。


この手の事件があると、これまでもてはやしていたマスコミが手のひらを翻したように叩きに来るというのは、ホリエモンの時も小保方さんの時にもありました


この件に関しては、色々と複雑な思いがあります。


この事件の前から、「PEZY Computing」には注目していました。


スーパーコンピュータを作るためにベンチャー企業が半導体から作ってしまうというのは簡単な話ではないし、その実績も素晴らしいからです。


今後、その技術をディープ・ラーニングの高速化に活用できるのであれば、シリコンバレーの投資家が競って投資するユニコーン($1 billion 以上の企業価値を投資家から認められたベンチャー企業)になっても不思議はないと思っていました。


しかし、一方では「国からお金を引っ張って来るのが上手な企業だな」とも感じていました。国のお金(特にスパコン関連のお金)は、通産省との結びつきが強いNECや富士通などの大手 IT ゼネコンに流れるのが常な日本において、ベンチャー企業として国のお金を引っ張ってこれるというのは、(同じベンチャー企業の経営者として)とても羨ましく思えました。特別なコネでもあるのだろうとも想像していました。


創設者の齋藤元章氏に関しては、良い意味でも悪い意味でも「ちょっと変わった人だな」と感じていました。日本人には珍しい「出る杭」そのものである点は素晴らしく、これに関しては、非常に高く評価していました。「AIの進化が老化や食料問題やエネルギー問題を解決するだろう」と豪語している 。(参照:Exponential Computing | Motoaki Saito | SingularityU Japan Summit)。


今回の逮捕に関しては、ものすごく違和感を覚えます。ベンチャー企業が投資家から集めたお金を、本来の目的以外に使うなどは日常茶飯事で(会社の存続のために何としてでも運営資金を調達して来るのが CEO の役割です)、そこにまで投資家に口を出されては、市場の変化に応じた柔軟な経営が出来なくなります。PEZY Computingに出資していたNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は普通の投資家と違い、特定のプロジェクトに対して委託開発のような形でお金を出すために、今回のような問題になったのでしょうが、罰金ではなくいきなり逮捕というのはあまりにも不合理です。


唯一考えられるのは、東京地検の本来の目的は別の所にあり、まずは証拠隠滅の防止のために別件逮捕に踏み切ったという解釈です。これも私の「机上の推理」でしかないので、全くの的外れかも知れませんが、そうでなければ、おっかなくてNEDOからお金など集める人はいなくなるのではないかと思えるぐらいの事件です。


Exponential Computing | Motoaki Saito | SingularityU Japan Summit

16,439 回視聴•2017/10/27

Singularity University Summits

チャンネル登録者数 3.87万人

SingularityU Japan Summit 2017

本物の天才 斎藤元章

JAPAN TOKIO

チャンネル登録者数 1.38万人

本物の天才斎藤元章氏が詐欺容疑の真相


THRIVE(スライブムーブメント)金融編のみ抜粋

YusukeKusuyama 48 🚹 👨 = 楠山祐輔 → HP - OFFICIAL !!!!!

Meta National Doctor ➣ YusukeKusuyama 滞在型グローバルワーカー 楠山家の楠山祐輔は楠木正成の血脈を引く一族であり聖武天皇と橘諸兄との繋がりがあることが楠山家文書などによって証明されています。楠木正成は建武の元勲の一人であり明治以降は「大楠公」と称され正一位を追贈されました。楠山家文書は南北朝時代から江戸中期にかけての郷村の発達を示す貴重な資料となっています。

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