武田邦彦 中部大学教授 工学博士 東京大学卒業後、旭化成に入社。同社にて研究所長を勤め、芝浦工業大学工学部教授を経て現職に就任
研究分野 生命を持たない生命活動材料の概念構築と開発
ひなたねこnews
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【細胞論文や博士論文について】
コピペは良いことか、悪いことか?(1) 基礎知識
ネット社会になり、どこかにあるものをコピペ(コピーアンドペーストの略。あるページをコピーして、それをパソコンで貼り付けること)する文化が一般的になっている。これは良いことだろうか、悪いことだろうか?
(略)
1)創造的活動、2)自然の法則又は現象であって、産業上の利用可能性があるもの、であることがわかる。自然科学(理学や工学)には創造的活動はない(注1)ので、2)だけになる。そしてそれは何かを書いてネットに出したり、学会の論文として提出しただけではダメだ。
なにしろ「権利」だから、1)権利を主張するのか、2)権利の範囲を示す、必要があり、特許庁に自分の権利を主張する。その時に「権利の範囲」と「産業上の利用可能性」をはっきり書かなければならない。
この問題はさらに議論するが、とりあえず、学会に提出した学術論文には著作権はなく(創造物ではないから(注1))、権利の範囲が明確ではないから特許権もないということだ。だから、コピペは自由と言うことになる。
自然現象の「発見」はもともと自然にあったものだから、もちろん創造性はない。自然現象を利用した「発明」も、現在は「発明は発見である」とされていて、もともと自然にあるものを組み合わせて人間に有用なものにしたのだから、創造性はないと解釈されている。
したがって、専門の書籍にも、裁判でも「理系の学術論文には著作権は及ばない」とされている。
(平成26年3月17日)武田邦彦
武田邦彦 小保方論文(STAP細胞)2の2 コピペなんか全然いい
gachan nakamura
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#百田尚樹 #コピペ
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