「幻冬舎ゴールドライフオンライン」様より
シェア、掲載。
ありがとうございます。
感謝です。
槇 祐治
2021年8月21日
「仮想通貨」は暗号資産…では、「仮想現実」を言い換えると?
情報化・電動化・知能化のリスクマネジメント ~「中央統制」対「自律分散」~【最終回】
これからの時代、
変化に対応できる
"動体視力"が必要だ
21世紀の先端技術開発は、2020年までの情報化フェーズを経て、エネルギーを大量消費してきた情報化の段階とは異なる、省エネを伴うモノの電動化フェーズ、そしてヒトとマシンが共存するための知能化フェーズへと発展することが想定される。
こうした社会変革の中に現れるリスク、そして対応法とは?
"抗えない時代"の中で自らの生活を守るためにすべきことを著者が提言。
本記事は、槇祐治氏の書籍『情報化・電動化・知能化のリスクマネジメント~「中央統制」対「自律分散」~』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。
「情報化のマネタイゼーション」 信用の仲介と数値仮想アバター
現代の情報化の特徴は、情報の領域間での不可逆性を避けるために情報化がカネ、即ち金融に帰結し、情報化の本質と同様に金融の信用も二重構造にすることだ。
そしてそれは、現代資本主義では、民主主義国も共産主義国もカネが世界の価値化、即ち経済成長がすべてと考えてしまうという、ある種のループ・スパイラル的な無限の自己矛盾に陥っている。
かつて技術が文字でしか表せなかった時代には、貨幣は交換価値の表象として相対的な価値を共通に表現する文字の道具でしかなかった。
にもかかわらず、二十一世紀にさらに高度化したICT技術は、ある事象を表すデータ情報をカネに置き換え、マネタイズできる手段に特化した機能として、金融の信用構造を二重化するためにしか用いられなくなったかのようだ。
英仏のワーテルローの戦いの勝者をいち早く英国ロンドンまで伝えて、知っている者と知らない者という情報の非対称性、つまり現実社会に存在する信用の二重構造を使って利益を上げたと言われるロイズ保険の話は、今は昔の物語である。
一瞬で世界中に伝播さるデジタル通信の世界では、ある一定の領域で信用の二重構造を人為的に作り出さなければ情報の非対称性は生まれない。つまり、利益はない。
従って、コミュニケーションの間に架空の人やアバターを入れる、いわゆるペーパーカンパニーや信託を通して行為者から離れたところで信用を仲介させること、あるいはより直截にフェイクニュースやなりすましという偽装などによって人為的に信用の二重構造を作り出す。
このように、0と1にしか分けられないというデジタルに対する公正性の信用が一般に流布された結果、逆に信用を二重構造にしなければ儲からないという帰結に囚われてしまった。
そのことにこそ、現代資本主義がICT技術の飛躍的な発展によって国家としてのセキュリティを求めれば、そしてその本質としての金儲け、計画した経済成長を成し遂げようとすれば、囚われの国家資本主義に陥ってしまう道筋を敷いたとも言える。
景気に対する金利引き下げ効果が失われるゼロ金利のトラップどころではない。金利トラップを凌駕して余りある、技術進化による現代貨幣論が仮想の通貨を発行する時代である。通貨も国債もデジタルで刷ったことにすればよいとの議論になる。
逆に言えば、情報化を野放しにすれば国家や通貨主権を守る中央銀行ですら何が嘘か真実か分からないという二重信用の時代に突入し、その最大の要因が自ら進める情報化技術にあるという矛盾だ。発展途上の技術がもたらす社会的均衡に対する矛盾と考えてもいいのではないだろうか。
信用の二重化に伴うリスクが生み出す弊害は将来も含めて表に出てこないのかどうかも今は分からない。
技術の日進月歩を考えればこの発展途上の段階で通貨主権における情報化を論理的に議論し、デジタル通貨の二重信用と同時に物理的な現金通貨の存在意義と通貨データ構築のためのサーバーの設置場所を安全性の観点から検証すべきだ。
カネというアプローチで信用の二重構造を作り出した情報化は、国家や企業、そして個人の対処すべきリスクを複雑にする。すべては、デジタル情報が現実の事象を表すという誤解に基づくものであるにもかかわらず、その誤解の世界ではそのデジタルリスクに対処しなければならない。これが本当の仮想というものではないだろうか。
仮想通貨や仮想現実という言い方がされたが、仮想通貨は暗号資産と言い換えられる。
では、仮想現実は何と言い換えられるべきか。
現実もどきと言うが、やはり仮想現実は現実ではない。映像におけるデジタルとアナログの世界は違う。デジタル映像は実像の構造点を組み上げたものだ。アナログ映像は実像の構造点を写し取ったものだ。計算とコピーの違いであると言える。映像におけるデジタルとアナログでも違うのに、デジタル映像と現実像はまるで違う。
目も違う。デジタルカメラと人の目は違う。
情報化の内容は事象のほんの一部を切り取って、デジタルなら0と1で再構築し、アナログなら解像点の写しである。
しかし、カネのデータログとしての世界から、モノを動かす現物の世界に目を移すとき、そのデータログは0と1の分類だけでいいのか? それが次の時代の電動化、すべてのヒト・モノが動ける、動かす、移動する世界にはヒトの筋肉と同様な数式の自律分散化が必要なのではないか。
カネの世界も仮想通貨のように自立化を目指す動きがブロックチェーン技術を使って活発化し、中央集権体制のデータログである国家通貨、ひいては国家主権への挑戦を続けることになる。中央集権体制は本来バラバラになることを内在させた0と1の電子化をとりまとめようとする儚い動機のもとに技術経過的に成り立ってきたと考えられないか。
0か1のフラグメンテーションが情報化の帰結であり、それを対処的に回避しようとする中央集権化がカネというデータログの一部を使って試みられてきたことが十八世紀以来の資本主義の短い歴史であると仮定するなら、マルクスの社会経済史論としての金融と労働の上部構造・下部構造の設定は正しい。
上部構造が0と1であるなら、下部構造は0と1の間である。上部が中央集権的であるなら、下部は自律分散的であるべきだ。
二十一世紀に入ってからの科学技術の話題と言えば、まだまだ情報通信技術であり、その象徴として人工知能(AI)が常に出てくる。
しかし、機能的に特化したAIはまだしも、汎用的に社会に対応できるAIというものは本当にあり得るのだろうか。
※本記事は、2021年4月刊行の書籍『情報化・電動化・知能化のリスクマネジメント』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
続いて「YOUTUBE」です。
映画マトリックスから学ぶ資本主義「この世界は虚構で出来ている」
1,598 回視聴
2022/01/08
木下洋介
チャンネル登録者数 4020人
映画マトリックスの衝撃。
マトリックスとは資本主義を描いている。マトリックス資本主義は欲望と幻想を糧に生命エネルギーをお金に変換にした虚構のシステムである。この虚構のシステムによって吸い取られた生命エネルギーは市場を動かし、株価を強力に上昇させる。
木下洋介
「バイト代3万円で始めた投資で億る」生保母子家庭のど貧乏スタート
▶︎20歳で高校卒業 ▶︎フリーター
▶︎バリュー投資家 ▶︎不動産投資家 ▶︎中小企業三社の取締役
▶︎Youtuber
◆特技:底辺からの脱出&ガチDIY 本質、法則の抽出、言語化
この経験は現在底辺の人達に活かせるはずや!デブで不細工なのに彼女2人おるみたいな奴がおるやろ?その不細工には芸能人にはないノウハウを持っているはずや。この人底辺でショボいけど何だか色々知ってるんだな......真似出来そう!そういう誰でも出来るノウハウをぶっこんでいくぞ。
ツイッターアカウント
https://twitter.com/yosuke_kinosita
ブログ
http://kinositayousuke.lomo.jp/2020/0...
◆チャンネル登録はここをクリック
http://www.youtube.com/channel/UCoZtw...
高校留年して底辺はいずりまわった木下洋介が
視聴者さんをガチで億万長者にしていくからな。
少なくとも金と余裕には困らん人生になるぞ!応援よろしくな!
逃げた者はもう一度戦える デモステネス 古代ギリシャの政治家
僕の動画を見る事で超絶お金持ちにはなれない。そんな情報はここにはない。でも底辺でも時間をかけて普通に億万長者にはなれるからな。当たり前を組み合わせるだけだ。
資本主義に利用されるな!活用しろ!日本はこれから黄金時代を迎える。
関連動画
おススメ動画
日経平均10万円説!今後の株価の行方
https://www.youtube.com/watch?v=er10u...
金融緩和はいつ終わるのか?ズバリ予想する
https://www.youtube.com/watch?v=w7R0z...
整理整頓で富を掴む!人生の50%は整理整頓で決まる「ドイツの格言」
https://youtu.be/fJxvQnI5wnI
富を得る支出の三大原則 何故俺たち底辺の生活は崖っぷちなのか?(アニメで学ぶ)
https://www.youtube.com/watch?v=-asKw...
23年間投資を続けて分かった勝つ投資家の特徴 特異なリターンをあげる投資家の秘密について切り込む
https://youtu.be/NHhb9zdgyj8
ワンチャン(幸運)の掴み方
https://www.youtube.com/watch?v=qkg9z...
ボロ物件投資法
https://www.youtube.com/watch?v=esjRQ...
ど底辺でも億った節約ルーティーン もやし編
https://www.youtube.com/watch?v=uJg46...
モテ論 非モテ底辺の為の資産形成とモテ戦略 億万長者になってからのモテ戦略
https://youtu.be/I2nwHhsYmIU
論説
槇 祐治 2021年8月21日
「仮想通貨」は暗号資産…では、
「仮想現実」を言い換えると?
0コメント