19940410 超絶エンターテインメント!!!!! ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ in 東京ドーム
僕のコメント
両者ノックアウト。何回見直してもやっぱり凄いですね。伝説のドリームマッチ。これは言葉はいらないでしょ。
これを見たら「伝説の邪道ファイター 大仁田厚」さんのやって来たことの凄さがちょっとは理解できるんじゃないかなぁ。彼の生き方を否定するのは簡単かもしれないですが「現代の日本人」にこの試合を超える「インパクト」のあることが出来る人は存在するだろうか。
僕は「大仁田厚」さんの生き方を否定することはできません。いいか悪いかは別として。「凄まじいハングリー精神」の持ち主だと言えると思う。これから、「アントニオ猪木」さんや「大仁田厚」さんを超える「カリスマ性」を持った人物は登場しないかもしれないですね。
こういう人物は「人工知能」に駆逐されることはないと思います。
「 デイリースポーツ ON LINE - 蝶野コラム 」様よりシェア、掲載。ありがとうございます。感謝です。
今回は大仁田厚さんとのノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ(99年4月10日、新日本プロレス・東京ドーム大会)について話そう。あの当時、新日本は年に4回ぐらいドーム大会をやっていてた。大きいドームにお客を入れるにはプロレスファン以外に向けて発信するような、それなりのドームカードというのが必要になる。自分はそこをやらされることが多かった。
新日本での電流爆破は初めて。自分はnWo、TEAM2000とヒールユニットを組んでいたけど、試合はストロングスタイルで、大仁田さんのようなギミック(触れ込み、道具などを意味するプロレス用語)を使った試合というのは認めていなかった。たぶん、当時の新日本の選手も同じだったと思う。だけど、自分が唯一、色の違った相手を料理できるということで抜てきされてしまったんだ。
他の選手だったらつぶすだけで終わってしまう。大仁田さんはパフォーマンスでつぶし合う形で、見せ方が全然違った。新日本はストロングスタイルという芯があるから、そこからちょっと外れるだけで目立つ。タバコを吸ってはいけないところでタバコを吸えばいいだけだから(大仁田は禁煙にもかかわらず、タバコを吸いながら入場)。みんながタバコを吸って凶器を使ってたら目立たない。大仁田さんもやりやすかったと思う。
電流爆破というのはパフォーマンス、ギミック。その中で、いかにメジャーなスケールでパフォーマンスをやるか。だから、こっちも演出を考えて、君が代を流しながら軍用車のハマーで入場した。結果は両者爆破KO。大仁田さんのスタイルはまったく認めていなかったけど、ある意味、やっていて面白かったよ。
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