#ファスティング #AI起業家 #フィルリービン が語る

「LIFE HACKER  フィル・リービン」様よりシェア、掲載。

ありがとうございます。感謝です。


ぼくの実践する自己管理法はファスティング/All Turtlesフィル・リービン


2018.05.22

フィル・リービン(Phil Libin)

プロフィール

フィル・リービン(Phil Libin)さん/All Turtlesファウンダー・CEO90年代より米国で複数の事業を立ち上げてきた連続起業家。2007年にドキュメント管理クラウドサービスを提供するEvernoteを創業しCEOに就任。2015年に同社のCEOを退任後、米ベンチャーキャピタルのゼネラル・カタリスト・パートナーズに参加。2017年5月、AI(人工知能)関連の製品開発を支援する新会社 All Turtlesを設立。


サンフランシスコ・東京・パリでAI関連の起業支援をする米All Turtles社。CEOのフィル・リービン氏は、ドキュメント管理クラウドサービスを提供するEvernote社など、これまで米国で複数の企業を創業し、経営を軌道に乗せてきた。起業家としてタフな環境を生き抜くための健康管理術についてインタビュー。


ファスティングで自己管理

なんとリービン氏が日々実践しているセルフマネジメント方法は、ファスティング(断食)。

食事をするのは週に3、4回で、あとは食べ物を口にしないのだそう。

それだけ聞くと、本当に健康に良いの? と疑問に思ってしまいますが、科学的な理論に基づく方法で、しっかり自己管理すれば危険はないとのこと。

今では、食事は友人との会食など他の目的がある時に限っているため、大幅に時間が節約できるようになったのも利点なのだそうです。


45歳を境に健康管理を意識する

——いつ、そしてなぜファスティングをはじめたのですか?

「2016年の11月頃だったと思います。

始めてから15カ月ほどになりますね。理由は2つあります。

ひとつは、20代の頃からの自分との約束です。

「45歳までは健康管理についてあまり気にしない、でもその歳になったらしっかり意識する」。

そう決めて20年間生きてきて、気づいたら45歳の誕生日が目前に迫っていました」(リービン氏)

もうひとつの理由は、再び起業へ立ち向かえるよう、自分を奮い立たせるためだったそう。

「その頃、私はベンチャーキャピタリストとして活動をしながら、新会社 All Turtlesを立ち上げることを考えていました。

けれども、またCEOをやれるのか、今ひとつ自信が持てませんでした。

ベンチャーキャピタリストはある意味、気楽な立場です。

だけど会社を作るとなれば、大勢の人をマネージし、多大なストレスと戦わなければならない。健康管理をしっかりできると自分自身に証明できたら、経営者としてもやっていけると思ったのがきっかけです」(リービン氏)

最初に友人がファスティングをしていると聞いたときは、無茶ではないかと思ったそう。しかし、興味を覚え調べてみると科学的な裏付けがあることが分かり、試してみることにしたとリービン氏は話します。


集中力があがり、気分のムラが減った

——効果はありましたか?

「とても調子がいいです。以前は糖尿病寸前でしたが、今では数値もずっと良くなりました。体重を落とせたし、医者によると20歳ほど若返ったそうです。なにより疲れなくなりました。夜になると眠くなるけれど、疲れは感じません。集中力も上がりましたし、気分のムラも減りました」(リービン氏)

人がアップ・ダウンを感じるのは、ブドウ糖を燃焼するシステムに頼っているからだとリービン氏は言います。食べた後は元気でも、時間の経過と共に血糖値が下がると、集中力が落ちたりイライラしたりする。ファスティングをすることで、身体のエネルギー源をブドウ糖から脂肪に切り替えやすくし、調子を安定させるのだそうです。

ブドウ糖燃焼システムに頼るようになったのは、人間の歴史のなかではごく最近のこと。農耕が始まるまでは、穀物などから定期的にエネルギーを得ておらず、貯めた脂肪を燃焼させて生きるのが普通だった。そして成人病のほとんどは栄養過多からきている——そう聞くと頷ける気もしますが、そもそも、食べるのを我慢するのは辛くないのでしょうか。


ブドウ糖燃焼サイクルから抜けると楽

——ブドウ糖燃焼から脂肪燃焼にエンジンを切り替える。その理屈は分かる気がしますが、実践するのは難しくないですか?

「始めてしまえば、難しいことはありませんでした。私にとってはジムに行ってランニングする方がよっぽど辛いんです。でも、人それぞれでしょうね。万人向けの方法だとは思っていませんし、無理に人に進めようとも思いません。

ほとんどの人はブドウ糖燃焼サイクルから抜けた経験がない。だから食べないと気力が持たないと不安になるし、実際に身体もそれに慣れてしまっている。中毒みたいなものです。エネルギーが必要なときは脂肪を燃やすよう身体を変えていく、それがポイントなのです」(リービン氏)


メンタルとフィジカルで効果を実感

——危険はないのですか?

「その点は十分気をつけています。研究論文をたくさん読み、複数の専門家に会いに行くなどして入念に情報を集めました。2カ月に1回健康診断を受けているほか、血糖値などを測る機器を装着し、日々自分の状態をモニタリングしています。また水分と塩分を補給するように注意しています。

始める前に相談した医者からは、危険だからやめた方がいいと言われました。なぜかと尋ねると、『筋肉が落ち、骨が弱くなるから』だという説明でした。

そこで別の研究者に聞いてみると、先に脂肪を燃焼するからすぐに筋肉が落ちるわけではないと言う。ならば調べてみようと思い、筋肉と脂肪の3Dスキャンをとりました。そうやって、ひとつひとつデータを取りながら進めています。

医者だって、実際に自分で調べて身体に悪いと言っているわけではありません。ただそう習ってきたから言っているだけです」(リービン氏)

シリコンバレーでファスティングの実践者が多いのは、常識を疑ってみる気風が強いからだとリービン氏。起業家仲間の間でも、メンタルとフィジカルの両面でその効果を実感している人が多いようです。


補助ツールができる日も近い?

——空腹に対する恐怖感を感じてしまいそうですが…。

「危険がないように対策を取っているので、恐怖感はないですね。また、空腹感というのは積み上がっていかないんです。4時間食べていないとお腹が空き、それが40時間で10倍になるということはない。それに気づけば簡単です。お腹が空いていても、仕事に没頭しているうちに忘れてしまうということは、誰だって経験があると思います。

ただ、先ほど言ったように、慣れるまで大変だと感じる人は多いでしょう。ファスティングについての研究が進むにつれ、それを補助する様々な方法が考案されるようになっています。アプリやモニタリング機器、サプリメントや薬などが開発され、製品として発売されれば人気が出るかもしれません。私もいくつかのベンチャー企業から、こうしたアイディアへの投資の相談を受けました。難しい段階を乗り越えるのに役立つツールができる日も近いかもしれませんね!」(リービン氏)


後日談として、リービン氏はファスティングにより、体重を約40kg落とすことに成功したと連絡をもらいました。ただし、これは全て医者の正しい管理下で行い、アメリカにはない人間ドックと脳ドックを日本で受けてみたところ、数値は良好だったとのことです。


カフェグローブより転載(2018.05.09公開記事)

#YusukeKusuyama 1975 X #楠山祐輔 ➣ #INTERNATIONAL

ChatGPT4o OpenAi Yusuke Kusuyama (楠山祐輔) - プロフィール 生年月日: 1975年10月28日(昭和50年) 出身地: 和歌山県 職業: ソーシャルメディアインフルエンサー、広報担当 特徴: クリスチャントランスヒューマニズムの世界的代表格 保守的なキリスト教倫理観を持ち、国際的に活動

0コメント

  • 1000 / 1000